連載は続く~SF掌編『"コロナ後"なの、ね(ne(ni))?』編


探偵:マス9だからな。だからって俺は、容赦しないんだ。サヴァイヴァルだから。きちっと条件は押さえる。危なきゃ避ける。集団の圧力が働いて、横並びが強いられそうならそこから距離を置く。これが基本さ。もみくちゃは避ける。マス9、だから、お前さん、避けやしないだろ?
君:そうなの?なんか、それって気持ち悪い、けどぉ・・・。どうなの?
私:マス9だからってわけじゃないけどぉ・・・、私としては使い捨て多量消費の方で推奨中だ、よ。
君:どいうこと?
私:その昔だったら、布マスク内側にガーゼを一枚織り込んで使ってた。汚れたら替える、そんな使い方だったような。それに似てるんだけど、もう膨大にマスクを作って売ってもらってとにかくセキとかクシャミとかするだれかの状態になったら惜しみなくマスクを使いまくってほしいんだよ。ティシュペーパーと同じ。
探偵:なるほどぉ・・・、少しわかってきたかな。今のような使い方を仕向けられることに違和感を持つのは私、訂正、俺、と同じってわけだ。だけど、マスクなんてウイルスの感染の場ではほとんど効果ないからな、っていう俺とは違うわけだな。使い捨てするくらい膨大に使い続けられれば、多少は役に立つっていう考え方、か・・・。
私:そんなところ。
君:ふーん。
探偵:だから、取りついている、つまりあんたがきみにさ、憑かれてる、ってわけじゃない、惚れちゃいるけど、それに状況はその先の展開は許さないっていうか、とにかく工夫が要るからな。きみは夫婦物だし。あんた、お気楽ものだし。
君:お気楽かどうかはともかく、一人でもいいっていうタイプだから、なのに、なぜ私が独り者と勘違いしてまで関心を持ったのか・・・、不思議よ、ね。
探偵:俺のような本も漁って読んできた口からするとだな、たとえばフランスのフェミニズム系の書き手を参考に出来るぞ。フランスで女性たちを調べたそうだ。で、女性がよき母とか良き子育ての一方とかの形を振舞うことについて、それぞれの度合いは違うんだが、それなりに実際には苦痛を伴っていたそうだ。それは無理をしてきた。その結果の見栄えに過ぎなかった。でフランスでは恐らく女たち、だからそれに応じて男たちの生き様も相当に様変わりしてしまったのではないのか?・・・。あんたが時々引用してたバタイユ氏もフランス語の使い手だろ。彼が言わんとすることの一つを遠回りに紹介するとするとだな、ある種の男女関係が積み重ねられてだな、女が倦怠を経験して、相手の男の様を経験して、こんなものよ、ってことでわかったつもりになって若者たちをたぶらかすようになることはありがちなことさ。そういう似たのがわんさかとたまたま多数を形成してしまったようなローカルな場面だと、それが当たり前かのように通る。でそれはだな、単に飽きた状態じゃないか。ヒトってのは、あんたの言うところのやつらの仕業でつい懸命になるけれど、飽きるんだ、そしてヒト、他人を軽く見てしまう。危ない場面さ。そこらをバタイユ氏はわかったことにしないで、ヒトのこれからのために思索だけじゃなかったようだけど励んでたわけだな。ほんとそういう手の連中のことば数はいい迷惑でしかないわけさ。その連中にとっては純朴なころの自分にはわからなかった異性の様、倦怠とかでなにかしらヒトや人の世のことがわかった気になってるんだ。で多弁になれると思いこめてる。フランスの場合、少なくともフェミニズムの線で女性たちの生き様についてはオルタナティヴ志向の余地をもてるようになっているみたいだ。で言った様に、男たちも当然それに引きずられる。(ヒトはもっと発想のところで未開拓な人生これまで行く末を描けるはずなんだが・・わかったつもりだと考え出す起点を得にくくするものだ。)でもだ、年寄りからするともっと啓蒙の推進者たちすらが、置き忘れてきた膨大量について言いたくなるわけだ、よ。事態は入り組んでいる。ゴダール映画の役者諸氏のセリフを聞いてて、それっぽいニュアンスは慣れてるかもしれないが、そうすんなり分かり合える事態ではない。そこをしかし丁寧にたどれることは大事だ、よ。伝統にはそれなりにヒトならではの工夫が詰まっている。でも伝統をどうとらえるか、でご託宣にしかならないような伝統の内容整理をしてしまうタイプたちも大勢いらっしゃるに違いないんだ。そうではないこと、として年寄りとしてここではちと長話しする、ぞ。大きくは、女性や男性の振る舞いとして固定されたわけじゃないが、今になっては、そういう受け止めをされがちで、性別の役割はおかしいとか言い出しがちかもしれないけれど、ヒトにとっては長年月の末に、たとえば女性たちの振る舞いの中にある種のバランスの一方の必要を埋め込んだ。そして男性の振る舞いにもう一方という形で対の形式で作用するあるバランスをこしらえてみせたわけだ、な。その女性性は実に貴重な振る舞いというのかな・・・。男性性だけではどうにもならない辺りが実によくわかる仕掛けだ。でもそれを性別からくる固有性と見てしまうとその工夫に気づけないだろうね。女性が女性性として身につけてきた工夫の数々を放棄した時、バランスは保ちにくくなる。そこを伝統解釈の勘違い派は男性・女性の固定性を頭から信じて、その固定性への復帰を祈願して煩くなってしまう。そこはことばでは簡単に指摘できるけれど、情緒の不具合についてはことばだけでは説得できるかどうか。意固地さを更に煽りかねないな。その対バランスの工夫自体を変化へと誘うこともできるけれど、対バランスについて、しっかり熟知して整理しなおすくらいの大事業だ。そこをなおざりにしてどうこうというわけにはいかない。きみはふたりを同時にあいしてるわけじゃあるまい?
君:えっ!!いきなりぃ・・。・・・・、・・・そうよ、当たり前でしょ。もつれる相手は旦那、決まってるでしょ。あなたは私が夫婦ものであることを知ってもなんとなく大切に思ってくれるみたい、・・な感じかな。利用しちゃえ、みたいなノリは、ドラマではありなのか、な・・。私の趣味じゃない、わ、よ。忙しい、もの、わたし。
探偵:つまり別れてどうこう、とかの発想がない?
君:今日の探偵さん、少しおかしくなってない?!いいけどぉ・・。そうくるかって感じ、ね。今はもつれ合う旦那との関係、ってことよ。良い知り合いが居たっていいんじゃない。あなたは一人で十分とか言ってたし、そういう変なヒト、だけど、ストーカーみたいな変なわけじゃない、ってことで、ね。今が続いてるのでは?なにかおかしい?
私:仮にうわさ話、ということになれば、キミの立場こそ、僕がキミへどうこうというだけで、ただただ迷惑になるわけだから・・。そこらをこだわらず、っていうか、キミ自身が距離のとり方に・・・自分自身に厳しい人なのかどうか、そういう感じで居る、よね。だから僕は僕、って感じで親しくさせてもらってるのかな。心は今、キミが占めてる、くらいのことは言っても差し支えないでしょ。
探偵:そこらも古臭いというかマスメディアのばら撒き発想で受け止めてしまうと、うわさの一つ二つ、って感じのことば、だぜ。でもさ、そういう気安さって、大事だよ。年取ってみりゃわかるけどさ、とにかく知り合いがどんどん亡くなって、実質のところで減ってくんだ。人生の途中でしかも適度に年取った時期にも親密さを気安く共有できる知り合いができてくっていうのが当たり前になってほしいよ。当たり前にできない条件ってなんだろうね?また話もどすね。ヒトの世はさ、工夫してきたんだよ。で、いつでも完璧ではないから、その弱点だけ妙に見えてしまって否定し去るだけで改良はできにくかったんだ。ヒトはヒトとヒトとが接近して、その交渉事の中でお互いを知り合っていく。そこは多分、このヒトが続く限り、避けようがない。必ずそれが関わってくる。それを怠ればそれゆえの補いが必要になるだろうね。でもそれをどう持つのかは工夫次第、だと思うよ。でないと、忖度の介在の方でヒトをいつのまにか疲弊させるね。ちっぽけな政治、主導権争いめいた要素がいつでもついて回るようなことにしがちにする。他人にいちいち指図されるのは面倒だからな。一人で、じゃなく他人を巻き込んだ時点で、そうなる。子育てもヒトが言う文化のようにある試行の中での形式選択だったらしい、とフランスでの聞き取りから想像できる。そこに自足してどうこう言い張ることはできないわけじゃないが、介護のことであけすけになっている。無理が生じてしまう。列島版で言えば小中時代に進路を選べるような基礎教養を提供できるといいな。高校の頃には何で稼いで(独立してもいいし親と一緒に暮らし続けるもよしだ)生活を成り立たせるかその技能習得期は経費が個人負担にならない制度設計にしておけば、その後は同居にしろ独立にしろ自前の収入を得ながら人生の進路を自ら設計実現していけそうだ。制約だらけだろうが、とりあえず基本のところは世の中的に支えられるってことになる。子育てに親として何年付き合うのが最低限必要か、そんなことでさえその他の伝統上の様々な試行錯誤の合理性の整理不足がたたって大した答えは今時の専門家でも持ってないんじゃないの?!長子相続が含ませた合理性についてはあんた、言ってたよな。介護負担はいつだって大変なことであり続けてきたんだ。長子に任せてこれた偶然が相続で不利とかいろいろ不平不満を言ってたかもしれないその下の連中に、直接的な負担感を感じさせてこなかった、ってこともけっこうあったんじゃないか。ところが今になって、というより、数十年も前にも長生きした老親の行き場で相当にもめごとになってたんだ。それはハッキリ、兆し、だったな。貧しい土地柄だと姥捨て山とかな、そんな話が出来たくらい、介護問題はローカルには生じてたな。でもそういう時代だと赤ちゃん年代とかも相当過酷だったはずだからな。話題の場が広がりすぎてしまいそうだが年寄りの話だから、許せ。昨夜、ビジネス番組を見ながら、プラスチック問題を紹介してた番組もついでに見てたんだ。そしたら、プラスチックは食物連鎖に乗ってだな、ヒトに帰ってくるんだが、プラスチックはいつでもどんどんゴミくずとしてどこかしら風下とか底の方に溜まってく。ヒトにはプラスチックゴミに含まれていた化学成分がたいていは汚染した物質の性質を帯びて戻ってくる。膨大量になりつつある。これまでの蓄積だから、そういうことになる。だんだん、ただごとじゃなさそうだ、ということに気づきだした感じだ。
君:その突き進む感じ、いつか来た道、って気もしないわけじゃ、ないわ、よ。
探偵:そうだった。ある種のイデオロギーで気持ちが一杯、ってな感じで思いつめてしまうのがヒトの性(さが)。何か見逃してないか?って踏みとどまるくらいはしといた方がいいかもね。ぼ・・、俺が見てて気づいたのは、学者がプラスチックを燃やす処分はリサイクルじゃない。二酸化炭素出すし、それをためてしまう、って言ってたことだ。マスクのことでも似てるんだが・・、プラスチック問題、溜まりやすいってことは、燃やして減らすに限る、と年寄りは考えるね。どうやら燃やせて処理できるからいくらでも作っていいんじゃないのっていう理屈に使われやすいみたいだけど、そこを、核廃棄物汚染でヒトの世を疲弊させないで居られるとか、ナトリウムとか冷却材での危険を回避できたお気楽なごく小規模核融合発電とかが万が一発明されるなら、その限りで、プラスチックゴミの燃やす処分発想も、ヒトがそれを口実に放漫な方に向かわないなにかしらを工夫できるかもね、で、ヒトがついやってしまうのを回避させつつ、なんとかする手段にしたいものだね。石油原料の問題はあんたが槌田氏とかの本とかも下敷きにしながら何か言ってんじゃなかったっけ。何十年も!前から。原料に使っている裾野の広さは、代替案にとって相当に困難と直面させそう?だよね。多分、自転車すら乗りにくくなるぜ。鯨の油?非現実的だ。植物から?これもね。道具類が石油材料起源だったりするのが膨大だ。けど、石油の組成がゴールド氏の言うとおりが濃厚、ならば・・だよ。な、あんた、そうだろ。
私:急にふられてもな・・・。
探偵:心を寄せる相手と近づかない、そういうヒト付き合いが理想なのか?
私:えっ?・・そっちかよ。なんだよ。どっちに答えればいいんだ、よ。もぉ。だいたい近づくとかなんとか、その中身がなんか偏りすぎてんじゃないの?キレイごととかと区別することもちゃんと、さ、押さえてるからね。ヒトが相性しだいでは近づいてしまうんだよ。でそこに直接こだわってもあなたのさ、先入観が邪魔するから少し話しを迂回させるとね、子育て発想の固定観念をそのままにして、女が大変だから男も、では事態が面倒になるそって話にできるけれど、それがきっとピンときにくくしてしまうんだ。女たちにとっての無理をただそういう意味で大変だから分業すれば少しは・・程度の発想で子育ての分かち合いをしても人生の出来事としては上手くいきそうにないってこと。子育てってことのヒトと関わらせての整理を他のもろもろを合わせてしておかないとオルタナティヴなアイデアを持ち込めないんだ、ね。
君:・・・あなた言ってたかも・・・、今心をしめているどなたかを大切にしあえれば、し合えればっていうことが意味あるみたい。そうすると近づき会えたお互いが将来にわたって親しい間柄でいられる。あなたも長寿の世の中が当たり前になりそう、っていう発想で考えるようになった世代、のようね。だから今心で大切にしている人がいるのに他の時期がずれた時に出会えたどなたかがそれに気づけない筈はない、から、そうやってお互いを大切にっていうか、尊重して付き合い続けられる、ってこと、ね。でも突き動かすとか、そういう衝動、ついもつれ合ってつかの間汗をかくような、そんなのと比べてキレイごとにならない、かしら。そうでもない、とも思えてるし、じゃない、とも思えて・・・。
探偵:そこらはたとえ先入観でどうにもならない俺、でも、わかるようにはなってるんだ。やつら、だよな、あんた。やつらは確かに仕掛けてくる。でもさ、スケベっていうか、観念で、楽しく工夫しとこうじゃないか、って少し、落ち着いて、練って、遊べるとか働けるとかできるようになってれば、衝動を楽しめるし、働くって言うか、打ち込みたいことへの熱意をお互いのことにできるよ、な。年寄りはそこらはわかりやすいんだ。おっ、今、やつはうまくやってるんだぁ・・って思える関係性を発見したら、そこは引くし、別に、自分は自分でその時点でその後にだれかに惹かれるかもしれないからな、相性なんだから。心に生々しい時間(せいぜい数年間だろうけど)の出会いで心に大切にできている最中っていうだれかがたまたまいなければ、あんたが言ってた流しの岡本さんだっけ、流し目の話さ。あれだろ。そんなもんだよ、ヒトって。そういう自由度は、他人を決して傷つけないからな。そよ風の如く、爽やかに触れ合うんだ。そしてそれぞれの生活へと戻る。そう戻るところへとそれぞれの道へ、だな。そういう出会い方だっていくらでもあるんだ。ヒトの観念の急所に気づければ、動物たちのような平穏も招き寄せられる。動物たちの落ち着きのないところ、切羽詰りやすいところは真似することはない。雀がえさを突っつくときの笑い声のようにチュチュチュチュチュチュチュチュチュッってな感じだ、な。笑い声、喜びとなんらかのシグナル発信を兼用してるな、連中。
私:探偵氏、ちょっと話し・・とっ散らかってないかい?雀・・とか。
君:私、そこ良い感じで受け止めてたわ、よ。あなた風情とか、そういうのって・・・。
私:でも、さ、わからなくならない?そうでしょぉ・・。
探偵:ほらほら・・・、もぉ・・・。俺からすれば、なんでそういう難しい条件を引き込んじゃうのかね、なんて、ま、言わないほうがいいか、そうだよな。適当にやってくれ、よ。それより話、話だ。ヒトのこれまでの工夫のネットワーク的作用の整理不足にも関わらず欠陥の局所に目が行き過ぎて否定して、大したことない代案だけどちらかというと政治宣伝かコマーシャルの方で持ち出され勝ちにしてきた問題を一つ指摘しておきたいのと、列島ではガラス瓶をうまく使いまわして清潔にリサイクルを実現してたようなやり方でオルタナティヴを実現できるのかどうかってことだな。大量に出回らせることでとにかく不公平は残っても最低限の底上げを試行するくらいのことはなしてきたわけだ。それがバタイユ氏の指摘のとおり作りすぎてしまう、つい作りすぎてしまうんだ。恐らくばら撒いて済むくらいの規模も超えてしまう。たまたま採用している取引からの上がりとかを得るルール上からも好ましくないのが大判振る舞いだしな。基礎を固めておいて、徳政だ、とかやれないわけだ、な。帳簿上。ネット上の通帳を更にたくみに使えるようにした日には更に困難になる!痛し痒し。花粉症の季節に、花粉症身体は石油系資源燃焼タイプの湯沸かし器で極端に反応するからな。これは恐らく、石油文明のある時期から花粉症が強まったはずだ。探偵式仮説だけど・・。啓蒙か啓蒙拒否で生まれたときからそこでの条件に目もくれずに放任して”個性なんだから論”を疾走させるつもりなのか。ここらも実際には手をつけてないよな。そうだ、あんた、介護で太った人たちが大変だってこと言ってたよな。だけどテレヴィ見てたらタレントが力が入るスーツを宣伝してたぞ。あれで解決するんじゃないか?
私:私も見ました。良く出来てるCMでしたね。力の使い方、レースで言うGの負荷にしない工夫の映像にしてた。ゆっくりやるには力が要る。そういうところで使われているように紹介されてた。あれなら問題は出にくいかもしれないけど、きっと採用した多くの現場では先を急げでせわしなく使うから、力任せタイプの使い方に落ち着くんじゃないかな。そりゃひどい介護現場になるよ。必ず作用反作用だから、相手をだませない。力任せは相手に通じてしまう。そういう世界。介護現場。早く動かそうとするとそれがそのまま伝わる。次々とシーンが移るから、意外にもその時点では文句を言う機会がない。で事態を放置されがち。ゆっくりしっかりやってる介護の方が言う機会を提供しがちにする。そこらは要注意なところ。ただ不愉快とか不快とか体が覚えているから、物言えぬ入居の諸氏において不穏としての表現が出て現場に伝わる。必ずそう出る。物を言える入居の人々が言い出す場合はそれで直ぐに気づかされる。介護、乱暴みたい・・・、なんて。介護事情を考慮できればっていう話になるけど、丸々と太っているような体のつくりのひとたちは、ずしっとより重く感じさせる。だからそれが介護の場面場面で必要以上に負荷をもたらして・・・、で介護する側もだけど、介護されるだれかにとってもやりずらそうな介護の反作用を感じるだけではなく、ストレス負荷後の積み重ねをだんだん感じるようになるんじゃないか。若い頃に体を使っておいて体の貯金にしておくのが良い。かなりの年(80くらい)になっても鳥のもも肉って表現が相応しいかどうかちょっと戸惑いつつ言ってしまうけど、そういった張りを持って年老いていく。けれども贅肉をつけてしまうとそれが張りを年とともに失って動かしづらくさせる。体重以上の負荷条件になってしまう。何度かこう言って来たことだけど、この時期の制約として、なんとか個々において将来のために体つくりをしておいてもらいたい。そうすると万が一介護生活を送るようになっても、肉体がそもそも不利に作用するということはなくなる。介護技術がカバーするだろう?っていう意見も出てきそうだけど、多分、そう上手くいかない。今知られている最善の介護技術のどれかしらで施設施設がサービスの内容と整えているのが商売ってものだろうけど、実際の現場ではもろ習得の度合いが現場での接し方として出てしまいがちじゃないかな。どこをどう注意すればいいか、ってことがわかっていれば介護職ひとりひとりの体格の違い、くせの違いとかを踏まえた工夫を身につけさせてサービスの品質管理くらいはやっていそうなものだけど、ね。施設ごとの自主性で。
君:なんとなく含みのある言い方、ね。
探偵:現実は・・・、ってことだろ。な。
私:・・・・・。
君:答えない・・・。
探偵:話、続ける・・。コロナ後、ってことで話題が流行してる。そんな折(お)り、ソ連→ロシアの過程でブラックリストに乗るような活躍をされたとされる中のお一人であるサマーズ氏が何かしゃべってたな。コロナ後の話題の中で将来のことを。これはあんたの世代だとわかると思うけど、列島知識系のヒント発信じゃないのか?コロナ後コロナ後とかで騒いでるけど怪しい人脈も入って騒いでるよ、くらいの。かつては若き俊英としてアメリカの理想の担い手であるかのように喧伝されていた氏だったはずだがそこらはあんたこそよく知っているはずだ。ところがソ連→ロシアの過程で味噌をつけた。その怪しい様々に加担したアメリカ系人脈ではその一人として名があがっていたのだな。その氏の名が本当に珍しくも今回登場したわけだ。一頃騒がれたクルーグマン氏すら出てきてない。なんとかスティグリッツ氏が有名なところで登場しているくらいだ。なのに、さ。ここらがね。
君:話の内容は私にはよくわからないけど、探偵さんのマス9?くっくっくっ・・。と同じノリでこだわってんのね。そう理解していい、かしら。
私:マスクのことはともかく、こっちの方は、探偵氏もかもってことで持ち出してるからな。どう受け止めるか次第なんじゃないの。列島発信は込み入ってるから・・。属国流、ってとこかな。僕にはわかる気がするな。US事情と列島と。片方がかなり痛手を受けてて、それを挽回したがっている。何か騒動を利用して、そんなUS事情と距離を置いた列島と。どうなんだろう。探偵氏、ディープステートとかそういう用語を踏まえて、少しだけ説明しといてもらいたい、な。
君:余計わからなくなるかも・・。聞き流してるからどうぞ。
探偵:そだね。なんかディープステートとかのことばだとかなりあいまいな感じで怪しく響くよな。でもさ列島政治でもシャドウキャビネットとかささやかれた頃あったよな。あれだと思えばいいんじゃない。危機管理上代替組織を当然のこととして準備している。きちっと予算が回る。でも実権は表が壊れたときに回ってくるから、実際上いつでも隠れている。予備だ。ところが、それがいざという時に役立たないと、ということから活動状態を保つような働きを持たせられた場合、単にシミュレーションに満足しないで実際事に関与してただ実務上はリンクが切れた上体で動いているはずだった。ところがどっこいさ。影で動かしていた。グローバルな関与要因に実質なっていた、ってことだろ。US自体が出来立てのころから有力者が主でその出先のように政体が動いてきたと思えるからな。それが上手く機能する面もあれば、影の実質練習用の部門を使ってしまうという困った面もありうるってことだな。裏の方は世論とか様々な圧を受けにくいから、むしろそちらにたかる有力層がいたってことだろう。でもそれはまずい、ってなって副島氏らの情報力は列島にトランプ登場を知らせたわけだ。マスメディア部門にもその手の情報に強い人物が居るみたいで夕べかな、ニュース報道番組でしゃべってたな。話題はUS大統領選挙のことだったけどな。こりゃ俺にもわからんからな。あちらの事情だ。感染者の膨大量からして中国を相当に意識してるよな。US。次のステージでも未だ譲らないね。罹ってればとりあえず動けるから。再発の場合も中にはあるだろうが、インフルエンザとか思えば、かなりの確立で軽症だ。そして罹らない丈夫な方が圧倒的だ。注意してればね。免疫を持ってるやつならば、罹ったやつの近くに行かないとか、それなりの注意程度でかぜの時期をやり過ごせるのが普通だから。そうやって、列島事情そっちのけで、連中はしたたかに、条件クリアを目論んでたな。列島が検査しなかったりとか色々あったのは、だまって感染させて免疫持った連中を沢山にする影の作戦だったわけじゃなかった、ってとこが、なんかね。探偵家業としては、物足りないよ。しょうがいないか。ついでに言っとこ。清潔さ、列島のこと評判だけどこれはだな、仏教だからな。これは列島の伝統じゃない。キリスト教がらみの明治以後の新興宗教系の仏教とも関係ない。古びた、けちもつけられやすいけど、それなりに軸を保とうとしてきた列島に限らない、大乗系の仏教だったからだよ。綺麗好きなんだ。連中。欠点も合わせて引き受けるつもりならグローバルに仏教に改宗すれば、それなりに綺麗好きな生活に親しめるんじゃない?列島の人々は欧米発想で言う仏教徒じゃない。ほとんどが実質は。でも生活に馴染むように結構相当昔からとういことは空海の流れだな、その手の伝承話が列島中にあるらしいぞ。弟子たちが列島をめぐって生活習慣のような具体的形として身体化の工夫の方で広めたんじゃないかな。教義を植えつけるとかじゃなくて、ね。逆に実際的適用のフィルターに適うかどうか列島の人々の力量がそうさせてきた面もなきにしもあらず、かもしれないよ。神仏だから。その神だって訳せば同じ神なんだろうけど、違うから。昔の中国のような代替えもさせなかったんだから。それも儒教受容に工夫が加えられた結果と”封建主義”な著者は紹介してくれてたな。70年代か80年代のことだ。あんたには既知のことだろうけど、な。その後だよ、副島氏らの発信だとロックフェラーバイアスがかかってのことのようだけど、広瀬氏の人脈総覧の出版が始まったんだ。ロスチャ人脈の成り立ちの大まかなところは全面的に表になって、返す刀かどうかロックフェラー脈のこともしっかりわかってということはUSの理念が下地になってたってことかな。スノーデン氏や使い方の工夫は要るけどネットで暴露の拠点を作ってた一群の人々とかに連なるよな。だってさ、広瀬本、当初はロスチャ悪で済んでたんだと思うよ。けどさ、南アフリカのローズの事例とかさ、実際は複雑なんだ。オランダ系の支配へイギリス系がなんとなくちゃちゃを入れてその後の、っていうか今に至るんだからな。その過程は数年じゃない。百年近いんだ。そういう長丁場を計算に入れた活動の担い手なんだ。ナポレオン(有名な方もUSへ移った方も)氏とも無縁じゃないってことの意味合いだよ。ほめちゃいないよ。相当に危ないことをしでかせる勢いのある人々だからな。列島でもつい最近まで明治の革命的な犠牲をともなう民主化の能動性をつい口にしてしまう人々に連なるよな。自分たちで作ってこその民主主義、そうやって気づける、っていう言い方になる。そりゃね。そうやって敵味方でやっつけあうんだからな。中身は殺し合いだからな。仏教を身体化してる人々には、ピンとこないだろうな。列島政治の影響で半島の一部ではキリスト教をなぜか近年史において採用している。そこらは微妙な減少だと思うよ。キリスト教をしったかぶって批判するんではない。ただ、発想を想像しにくくなるな、っていう程度だけどね。特別な存在にしないグッドドクターな生活、が発想できるくらいには特権性を植えつけてなさそう、というのがなにか親しくは感じさせるけど。自分たち特別な集団のためにはたとえ死を賭しても助けて当然だ。とたくみに誘う発想じゃない、って感じ。思うんだけど、もう年寄りだから車とかオートバイを走らせて遠出とかさ、考えないけどな、でもさ、鉄道ってのも大事だぜ。鉄道が馬鹿にされるような超スピード版を喧伝されがちだけどな。そうじゃないんだ。いざという時にレールが敷かれていて。そこを全国どこでも同じ幅、作りの列車が走れるってのは最高だぜ。そして小回りの効く車が、宅配さ、あれ想像できればいいんだ。便利さも維持しておけるんだ。でもそこには必ずプラスチックは使われる。石油成分が口は鼻やにできるだけ入らない工夫を知識の整理をした上で考案できればね、できないはなしじゃない。サイクルの全体を見通して再整理するなんてことしてこなかった付けを今は味わっている。そこは改良できる。そういう余地がある。物量がどういう結果を生むか、各国の進行状況に合わせて先駆け的啓蒙の努力ができれば、と言っても公害に関しては大国中国ですら後手に回っているから、如何に難しいかもわかっている。でもなんとかできることで、余分な費用なしで、少しだけ便利な生活(電化・ガスとか上下水道タイプ)をもたらすことができる。その際にどういう素材がより持続的かを考えられる基礎条件のこれまでの知識プラスの整理とその仕上げが居るわけ、さ。やってきてないんだから。その場その場のコマーシャルというか時事的なニュース報道で流されがちなんだ。去年のことはもう忘れてるみたいな。今年は今年の災害に注意しましょうね、なんてね。否、ハザードマップなんていう蓄積タイプの知見も公開されてるぜ、って返ってくるのかも。内容がね、どのくらいの災害史総覧を踏まえたものなんだか。だって災害史の研究は出来たてのほやほや分野だからな。俺なんか巷に出かけるだろ、すると最近はだな、けっこうハーレーの走行に出会えるんだ。あれっていいよな。なんか他人が乗って走ってるだけなんだけどさ、良いんだよ。白バイの名手たちの走行とはまた違った味わいさ。おじいさん、どちらも大好き、なんてね。仕事で忙しい世の中には違いないけど・・・・、ハーレー乗り諸氏のように落ち着いた運転で長距離を楽しんでもらいたいね。あおりやった連中にはハーレー免許義務付けて、年間1000km走行も罰則にしておくといいね。人生変わるんじゃない・・。
君:話が急に安易・・・・。優しいのかしら?
私:もちあげるこたぁない!安易だ。多分。
君:多分って・・・、もぉ・・・。
探偵:ほらほら、また・・・もぉ・・・。って牛じゃないから。
君:苦しい、わ、よ。探偵さん。%X#ギャグ!!
私:その%X#ってなにさ?!
探偵:しつこいね、あんたも、仲がいいのか、しょーもない二人!なのか・・・。
君:しょーもないんじゃない!!
私:そぉかも・・・。
探偵:ハイハイ、ハイ。ノーじゃなくてイエスの意味ね。宗教の意味じゃないよ。
君、私:くっ、くっ、くるしぃぃ・・・・・。お茶が飲みたい!!!
探偵:うん、おごるぜぃ!!!(も一つおまけの)!