連載は続く~SF掌編『不正の問題、拡散後であること、介護施設はインフルエンザ流行をかなり抑制できてきたこと、これからのこと』編


再集計にこだわられているかのようなムードが一面では煽られてるのかな、と思いつつ、素人もこだわってみたくさせた選挙に関わる不正の問題に一定の確固たる答えが出るかどうか期待して話題をこれからもしばらく追う。
すると、現大統領が不正を軸にどういうことを言っているか、一応引用してみたくなる。
郵便投票の場合、US事情では署名を確かめられるらしい。そこで、一票一票符合するかどうか、その作業のための再集計要請だったはずが、投票所によっては、か州の方針か、そういうことを一切せずに、ただ票を数え直したようなことで、大枚何億円かを費やしているようだ。
いわゆるというか、もろサボタージュのたぐいだ。USでもこういうのってあるんだな、と受け止めている。
さて、肝心の司法も関わる不正追及については、地道に、多少派手な押収劇(これがまたしっかり証拠固めに使えるように押収できているのか今のところ不確かなようだ)も混じったりしながら、進行中だ。
政治的に深く浸透した人々間のせめぎあいを想像できるので、たとえ不正が実際にあったとしても今回は白状するよりはとぼけてしまえ、を通そうと圧を行使し続けるかもしれず、事態の進展は、となると我慢比べ式になりかねない。だからここらは外野がどうこう言ってもはじまらない。USの人々は列島の人々とはまた気質を異にしてそうなので、じっくり外野からでも見続けたい。

さて二日連続、のコロナ騒ぎだ。
素人観測からは、もう世間もマスメディアも騒いだし、率直に指摘していた頃の通りで、潜在化した感染の散らかりは、もろな状態で浸透していると察する。
クラスターとか、顕著な事態への対応は見事に着実にこなせてもいる。その並行でいいのだ、と素人は考える。
わからない状態で拡散してしまった時点で、ある程度大きな投網作戦を静かに進める選択は行われて当然。
しかし、その広がり感に圧倒されてただあきらめてしまうのも、大人げない。だから、逐次の小クラスターへの適切な対応をこなしていく。この地道さもそれなりに医療現場に気持ちの面でも作用すると思える。
しかし、既に(この病気が軽いという性質が幸いして)相当に広まっている。だからPCR検査すればかなりが引っかかる地域もあれば、拡散していない地域もある斑(まだら)状態のはずだ。
でも浸透の度合は欧米ほどではないとしても、しっかりちゃっかり免疫獲得者を作ることができている、と想像させる。
露骨にちゃっかりをこなした大国のことはともかく、表現型としては、死者がでたりで、やはり騒ぎを生じやすいから、そうどこでも同じような対応はできそうにない。そこは演出ということになる。
人によっては重症ないし、致死、ということで、そこはしっかり医療発想から心配されているわけだ。そしてそこを汲むだけの人々の余裕が今は未だしっかりしている。
それでもとにかくほとんどにとっては軽く済む。移すしくみについて、整理されることで、今より更に、活発さを失わないやり方へと移れる。
ただ生活パタンでこれまでの無茶についての反省を生めたきっかけも提供しているので、そこらは素人で年寄りからすれば、是非、活かしてもらいたいものだ、と思う。ただ、世の中の活動が引きこもってしまうようでは、本末転倒で、たまたま豊かな列島経済の貯金ゆえのゆとりがそうさせているだけ、と心配してしまう。
そうではなく、ムードで引きこもりに誘われない工夫を移すかもしれない年代諸氏がこなして表現して、心配性の老人たちからも、無理系な文句はまず出ないくらいの試行をはじめてもらいたいと思う。
その出足の早さ(速度じゃない、タイミングの方)、で生活活動についての、グローバルな位置関係でのしっかり度発揮が違ってきそうだ。

もうとっくの昔に散らかってしまっているから、PCR検査次第でいくらでも出てきておかしくない。そういう前提を考慮できた方が次へと行きやすい。
それでも列島の色々問題も含んでいる老人施設だけど、インフルエンザ対応のシステムをそれなりに経験として積み上げて、そういう関連の場では、だから、散らかっているにも関わらず、列島では膨大に感染を生んで、それゆえに死者も膨大、ということを避け得ている、と勝手に想像してしまう。それくらい、インフルエンザ予防のための多少、棲んでいる人々にはきつい(面会できないとか。で面会できるような工夫へと次のアイデアも要る時期に来ているとも指摘できる)要素も含ませつつ、しっかり感染を防ぐような経験を積んできている。実績となっているわけだ。地道で世間にはきっと伝わりきっていないかもしれない。
ということは、医療現場がどう逼迫しやすいのか、そこを事例整理できていないとまずい。もうこの時点だ。そこから介護施設のように、現場ならではの、感染予防の策を提案できるはず。
どう伝わり易かったのか。の絞り込みによって、きっとアドバイスできる。

しかも、ネット環境だから、騒ぎ対応もしながら、サイエンスの関心から、この騒動の原因であるウイルスと病の全体像を根本から検証する研究者も何人かすでにいてくれていないと。ヒトの集団の営みをお手軽に弄ばれない、広くセキュリティの課題のように年寄り年代からは感じている。