連載は続く~ SF 掌編『トルコ、シリアでの大地震災害』編


 もっぱらBSでの放送番組を見る時には見ている℃素人老人なわけですが、トルコ、シリア域で生じた(深くないタイプの)直下型の大地震(M7.8とか)のことをその災害面からしっかり扱って知らせてくれるタイプの番組がBSに関しては、海外ニュース系のみ頑張ってくれていて、列島発版はほぼ皆無な状態が続いているみたいだ。
 戦争がらみの思惑政治ものとしてこの事例を扱った番組を、地震情報番組と勘違いして予約しておいて見たものの、トホホだったことはつい数時間前のことだった。
 今週は何回かに分けてかつての『ジオジャパン』が再放送されていて、(列島で世代をつないで来た)動物たちにとっての激動の様をCGから想像させてくれた。
 そんなこともあって、大地震=ヒトにとっての激動ということがより気づき易いところへの事件だっただけに、72時間のことを口にする割に現地取材の列島系の薄さをひしひしを感じさせ続ける今週になりそうだ。
 欧米系の海外取材が煩いほど各地に散らばってそうな事を日々の海外ニュースから感じていたのだけど、こういう時には相当に短時間でもってその現地からの様々を伝えてくれるようだ。
 災害にあって、生き残った諸氏の生活維持が相当に大変そうだ。
 生活維持に欠かせない物品が満遍なく被災地の各氏に届く手法なりが、生々しく試される。
 様々なケースに対応しておくその経験が、列島版の大地震の生々しい経験の時に役立てられる。


 数ヶ月かかるのか、もっとかかるのか、とりあえずの落ち着きを取り戻せた頃、暇つぶしに使えそうな一つくらいは素人でも持ち出せる。
 ちょっとだけPCとかの道具が要る。
 エミュレータのひとつ PCem の使い勝手について、少しだけ触れておきたい。
 PC の起動時の本体として使うハードディスクなりが、.img ファイルとして PCem では使われる。
 そのたとえば、HDD.img ファイルはハードディスクのイメージファイルとして、ただ格納されたファイルの大きさ以上のスペースを持って準備されている。
 実際の ハードディクスと同様の使い方ができるようになっているイメージファイルだ。
 .img のイメージファイルは、DOSBox の immount -t hdd (ほかにfloppy とか iso とか指定できる) でマウント(接続とか組み込んだとかの状態に)できる。
 そこで、普段 PCem で使っているハードディスクイメージファイルの状態だとPCem 内での作業にし勝ちにして、不便なところを、とりあえず、PCem から切り離された状態で、DOSBox DOSマシンに接続した状態で自在に扱える。
 .img ファイルの中味を自分の考えに合わせていくらでも操作できる。
 そうしておいたのをまた PCem から起動して使いこなせる。(操作上、ファイル名を登録する仕組みだから、起動するだけの操作だ)
 CD-ROMを使って、PCem起動中の生の操作も可能だけど、それよりはハードディスクの中身を直に操作できるほうがはるかに便利だ。
 DOSBox にマウントした状態で、PCem を起動しても、登録したはずのハードディスクイメージは読み込まれない。ここは注意が要る。
 逆に、PCem を起動しておいて、そこへ、登録ハードディスクイメージをマウントするDOSBoxを起動して、マウントする場合、書き込みやが一切できない、読み込みのみモードにはなるけれど、接続可能で、状態を外から観察するくらいのことはできる。
 DOSBox の場合、余ほどのスペックのPC持ち、でない限り、高速とか高性能でのDOSマシン再現が難しいのだけど、たとえ486マシンでも高性能タイプで再現してしまうPCemエミュレータは、こんな使い方一つ覚えておくだけでもそれなりに重宝そうだ。
 以前ふれたように、NOMISSOFT社、LAGO社、sublogic社などの航空輸送パイロットもののフライトシミュレータは、486マシン再現で軽快に動かせる(グラフィックは S3 仕様が無難)。
 また同系列のBAO社の (たぶん初代)Tower も PCem の windows9x 系起動状態にて、1600x1200画面(どういったマシン構成にするかはお楽しみ要素)での再生が可能になったり。
 素人でもかなりの老人年代ゆえ、大昔の windows 3.1 用ソフトとして出ていた Tower は生々しくも当時購入して遊んだ口。
 それを今時のネット環境で、高解像度画面再生可能と・・、その情報を探して得て、その大画面(高解像度状態)仕様にて遊べてしまう。
 ちなみに、Tower は、空を飛ぶフライトシミュレータソフトで遊ぶ時に外の視点で眺められる様を、windows3.1 の頃に、航空交通管制の立場から動画像として見ながら指示したりなど操作できる遊び系ゲームだ。CGの中で、指示どうりに航空機が離着陸したりする。指示に使う指令単語が略語化して極く限られているので、素人でも早速遊べるタイプだった。当時だと 1024x768 程度でも高解像度だったのでは。それを今時の感覚での高解像度画面でも遊べるようになっている。

 

  川柳もどき

  眩しいだけじゃない陽射し、厚着だとムッとするくらい
  それでもか、もうか、とにかく二月。
  季語芸能発想の諸氏においては、ごく当たり前の季節のうつろいかな・・・
  プラス・・・間氷期へのイメージ次第か。
  それにしても、各自発想の自在さが必須な一方で世界大に協力の巧みも求められている時代だな