2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

連載は続く~ SF 掌編『(SFドラマタイトル的に)何が待ち受けているのか』編

工学的歴史視点を提供してくれた竹村公太郎氏を参考にできるなら、問題は電気を極端なほど大量に一定量を保って使い続けるしかない世の中の営みが前提になっていることだったりする。発電の為の原材料をどうこうするの話にして盛り上がり勝ちな昨今、そこら…

連載は続く~SF掌編『若い世代たちがどんどん年老いていくけど、先も相当に長いぞ』編

怒りが相手に伝わるような表現型となるためにはそれなりの条件が要る、ということを故安保氏は言及された。その為には血圧の上昇が要る、ということだった。およそ200は超えないと、迫力が出てこないのだそうだ。だから一面、怒る本人にとっても相当に危険な…

連載は続く~ SF 掌編『"おほみたから"をめぐって』編

度々になるけれど、ヒントを得て、対外意識の下、編集なった日本書紀ということをしっかり踏まえるならば、一面の性質として今で言う、選挙前のマニフェストのニュアンスを感じ取れそうだ。だから後世のそれも事実関係についてまったく詳(つまび)らかにしな…

連載は続く~SF掌編『木簡(文字使用)・暦(時日)について少々の整理』編

文字使い達を想像できるように考古遺物の木簡に注目してみたい。帝国的に振舞う唐とそれ以前の求心性へ、とにかく持続的に付き合ってきた列島"地方政府"ということを無理やり想起してしまうことを一応容認していただき、その上でならば、往来に必須の時日を…

連載は続く~ SF 掌編『"高松塚古墳"発掘試行錯誤事例紹介番組の刺激を得て』編

自ら(ということの内実がなんらかの脈絡ゆえに生じ易い思い込みだったり、選び取った生き方ゆえの役柄発想が導く内容だったり、確かさを高精度に検証中の途中経過ゆえの押さえどころだったり)が今時の考えうる"左""中""右"となんらか縁深いことばによってつ…

連載は続く~SF掌編『ちらっと浜離宮庭園のコスモス群生を見ていた』編

歴史知賢にしろ、原典の"翻訳"版にしろ、文字面(もじづら)を撫でていることに気づけずに時間をついやしてしまうようなことも起こりがち、と素人的なことをつい言ってしまうのだけど、そこらを時々避ける意味合いから、観点を少しばかり変えて言及するタイプ…