2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

連載は続く~ SF 掌編『少し中国の当時を伺ってみた仮説ε』編

素人を言い訳に、出来すぎた史的組み合わせについて、胡散臭く思わない方で応じてみた。時は7世紀後半からその少し先まで。ということで、中国・半島・列島をまるごと同時代に置く。(以下、ウィキペディアの記事を軸に補足資料に目を通したもの)①655年末近く…

連載は続く~ SF 掌編『6世紀から8世紀に藤原氏出現を探るための仮説②と③④』編

フィクサー勢力がいたはずのことを仮説②としたい。中央集権事業推進勢力は、仮説②の影響も得て、事業が成功するにはの緻密な知見整理を成していた辺り、と実際に事業が進むことの困難について、熟知していた、と仮説③にする。 列島全体と関わる条件的仮設。…

連載は続く~SF掌編『もう少し仮説を加えるのに、息抜きを兼ねた寄り道』編

ヒトにとってはたとえ縄文時代タイプの今からすればかなり制約もたっぷりに思える条件を想起できる時代であっても、かなりの広範な活動域を生きていたことは、教科書的知識においてすら周知のことだ。人口密度のことも想像しながら、どんな相手と道中出会う…

連載は続く~ SF 掌編『ここらで素人仮説その一をライター諸氏に投げかけたい[4/17 修正]』編

ヒトは落ち着くことを知らない。そう前提しておきたい。ざっと言うならすぐにでも飽きた態度を示し始める。教壇に立つタイプ諸氏ならば、そのための工夫の数々を即想起されるのではないか。もう一つ、開けた通路を、通りやすい通路を作ってまでして、往来し…

連載は続く~SF掌編『前回、前々回を更に少々』編

ヒトの観念処理系は一筋縄ではいかない。そういうことを想起しておいてもらって、ドイツ~イギリス王室の線を思い浮かぶなら、エカテリーナ二世氏を介した、フランス啓蒙思想の脈々、ロシア・・と大変な思いを経つつの試行錯誤の貴重さを追うことができる辺…

連載は続く~SF掌編『前回の補足をからめて』編

実は・・のところ、ヒトということでそう完璧さを求めない範囲でなんらか最善を模索するようにして、力まず、の辺りで、事態を見据えると・・・という具合に、列島を織り成す気質たち、と想像してみる。実際的にかなり寛容だ。明治以後の独自性を織り込むと…

連載は続く~ SF 掌編『歴史を仮説してみた』編

列島という地理的な範囲を想定できた上での統一体を藤原氏にゆだねられた、というタイプの想定を前提にできたときに想像できるその先を、またもや素人流ということでお許しいただく。これまでも藤原氏が"権力系の天皇制"っぽくさせてしまう引力圏の"素"と素…

連載は続く~ SF 掌編『時々、お役立ち、三話』編

つい先日、メタンハイドレートが溶け出すと地表面での温暖化に拍車がかかって、大変な事にもなる。ということを紹介してくれる番組を見ることができた。地表面での気温上昇が仮にメタンハイドレートを溶かすことになれば、事態は、悪循環となって、温暖化ガ…

連載は続く~ SF 掌編『500年代末から600年代にかけて古田説を介してまとめてみた』編

①九州年号”法興”(考古資料と古い文献資料についての重み)◇法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘中の年号 「法興元卅一」◇伊予風土記での法興(以下引用は平凡社東洋文庫版読み下し文から(p330-331)) 温泉の章に「法興六年十月、歳(ほし)は丙辰(ひのえたつ)に在り。わが…