2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

連載は続く~ SF 掌編『魚釣り』編

我慢強ければその論争はずっと決着を目指しつつも、理屈の網目を相互的に追って、夫々(それぞれ)が持ち帰って修正すべきは修正して、元の自論とは違ってきてしまっても理屈の線に沿ってのつじつまくらいは客観的にも追えるような解決を相互性に目指されてい…

連載は続く~SF掌編『U-20女子サッカー二試合テレビ観戦』編

今時の女子サッカーを知る機会を得た。 とにかく試合展開のこまやかなパスワーク、スピードについての先入観を翻される内容だった。 ただ対戦相手のスペインチームが先行して3点を取ってしまったため、日本チームの冴えが際立ち始めた後半に、スペインチーム…

連載は続く~SF掌編『列島古代文字ことば事情研究への期待』編

講談社のページにて"AI"も煎じ詰めれば・・・の話が載っており、ふむふむと年寄りっぽく読んだわけだけど、遺伝子の編集技術にしても、先日NHKBSで放送されていた番組での専門家お二人の話から察するに、煎じ詰めれば・・自然界および地質年代の期間の"振る…

連載は続く~SF掌編『文書に埋まって・・の悩みのないころ』編

文書が行き交う官僚組織を前提に出来ない時期を想像しまくる必要を素人老人は古代列島っを振り返ってみたいときに、とりあえず、想起するわけだ。 やがてそういう古代の時期が到来したことも一般的に知れ渡っているけれど、確実に木簡研究の現状において、ぞ…

連載は続く~SF掌編『三内丸山住民は温暖好き』編

三内丸山で育った子供たちの一人に過ぎないキミの子孫がどういうわけか倭国~日本を動かすだれかとなって・・・という噺。 三内丸山住人諸氏は氷期の極期を過ぎて急激な温暖化を経た海進の進んだ頃を安定的に営めている。 そういう温暖な落ち着きを体にたっ…

連載は続く~SF掌編『広瀬本年寄り系読者がSuiスイFuらふら』編

できることならば推古の頃から道鏡騒動の頃までの考古知見が整理されてくれているとありがたいわけだ。 たとえば、(九州王朝("王様"がいたかどうかハッキリしないという意味から、ないし共和制志向の側が想定する確固とした形だったのかハッキリしないという…

連載は続く~SF掌編『福田氏に依る春日局』編

福田千鶴著『春日局』('17 ミネルヴァ書房) p214 から 春日局、辞世の歌二首 けふまでハ かわくまもなく うらみわひ 何しにまよふ あけほのゝそら[漢字かな交じり] 今日迄は 乾く間もなく 恨み侘び 何しに迷う 曙(あけぼの)の空 〇何しに:なんのために、ど…

連載は続く~ SF 掌編『もぉー、いいかげんに、しょっ』編

猛暑にコロナ騒動?! しかしそれが現実のようだ。 コロナカゼは季節性を持っていないようだ。 喜田氏は変異して安定的に侵入先を見出していける過程の難しさから、既存状態が環境条件との対話の中で選択的により勢力を拡大してしまうタイプが登場するという…