2022-01-01から1年間の記事一覧

連載は続く~ SF掌編『名を残したいとかケチなことは言わず、チャレンジ』編

列島古代に条理の農耕地を開いた人々は、たとえば富士山が見える土地柄の場合、見晴らしが良くて富士山を眺めやすく、また近くに曲がりくねった列島的にはそこそこ広い幅を持つ川が流れているような土地を選んでそうに伺える。 今時は良好な場所を探さないと…

連載は続く~ SF掌編『サッカー観戦の日常サイクルから戻る』編

大局的ということでは弁証法役割分担の論の観点が通用する事態が継続中である場合、"民心"はあたかももてあそばれるがごとく心配過剰にさせられたり、疑心暗鬼に誘われそうになったりの、現代でならマスメディアでありブロードキャストっぽさゆえの情報発信…

連載は続く~ SF掌編『寝不足にしないワールドカップサッカー観戦法』編

年寄の生活は暇そうで結構忙しいにも関わらず、早朝の海外発のニュース(ということで多分前日夜の)の翻訳放送を見ていたりする。 列島の活動も含めて月面着陸噺も一応かまびすしい。 そのF2放送発のニュースによれば、象徴的にNASAにもしも月からなんらかを…

連載は続く~ SF掌編『日本チームとクロアチアチームとの試合を素人が好き勝手評論』編

サッカー好きな若者たちにとってはとても刺激になったワールドカップの日本チームの試合の数々だったのでは、と素人老人的には今思えているところ。 特に最後になった精度を有り余るほどくししてくるクロアチアチーム相手の試合での、日本チームのポジション…

連載は続く~ SF 掌編『古代列島をざっと簡略な年表にて』編

ヒトの知恵の営みとしてはパンデミック並みに季節ごとに流行ってしまうインフルエンザ系のかぜをヒトの営みにとってのトンでもな邪魔者にしないで済むようにしてしまって長年月を経ている。 警戒は怠り無くが専門分野においてすらしっかり心得になってもいる…

連載は続く~ SF 掌編『いつのまにか年末に近づきつつ蚊』編

ゲラダヒヒの事例をNHKBSの或る番組にて知って、つい先日その再放送からここに書き込みたい気にさせた。 ゲラダヒヒ系は250万年前頃から180万年前頃にかけて地表面にかなりはびこった。 なぜだか詳細は今のところ不明のようだが、180万年前頃になって、エチ…

連載は続く~ SF 掌編『カイコの糸は撚(よ)って束ねればそれなりに丈夫』編

サッカー女子代表チームの強化試合その第2戦目をテレビにて見たので、もう少々、老いぼれ発信。 今時、多くのサッカー身につけ中の子供、若者層は言うまでもなく、現役プロの諸氏の多くにとってはごくごく当たり前のことになるけれど、自らがだれか相手につ…

連載は続く~ SF 掌編『女子サッカー代表試合と男子チームの件』編

前回を引き継ぐ形になるけれど、列島の氷河期中体験としての海進は一応顕著だったので、いろいろ証拠からしての実際の様を想像しやすくなっている。 関東平野の事例がよく紹介される。 すると、都心からとして自動車のたぐいでの見学なら日帰りで十分、じっ…

連載は続く~ SF 掌編『関心を誘う「縄文海進」本が出ていた』編

お仕着せネット版広告の類なのではなく、たまたま検索資料ついでに載っていて、つい目を通してしまった書評が『縄文海進』(遠藤著 '22 冨山房インターナショナル刊)だった。 NHKのジオジャパンからもおわかりのように、関東平野についても地中深くへのボーリ…

連載は続く~ SF 掌編『数日はいいお天気かも』編

大昔から遠隔地交易と濃く関わって荒稼ぎしてきた元気なやつらが、世の中の営みにとってそれなりに影響するある筋道とも関わってしまってきたことは、おおよそのところではだれもが認め合えそうだ。 ついでに、ひとまとめに遠隔地交易と濃く関わってきた元気…

連載は続く~ SF 掌編『鬼界彰夫訳『哲学探究』(’20 講談社)』編

読書する癖(くせ)ではなくて、読書に関わる癖という話。 たまたまの脈絡からウィトゲンシュタイン氏の『哲学探究』を図書館から借りてきて読み始めた。 癖の辺りは既に起動していて、目次ほかをざっと眺めて、筆者コピーしとうこうとか想念しつつ、 ”そもそ…

連載は続く~ SF 掌編『久しぶりのいいお天気』編

各部門の現場が今時の在り方を想像するに、仕事中くらい集中を求められる圧が様々に駆使されて、傍目には目標に向かって仕事熱心な姿の群れのように映ってそうだ。 今も、将来にわたっても人で不足が趨勢としがちかも、の線で、それをなんとかする為の工夫仕…

連載は続く~ SF 掌編『古代と現代をつなげる場合の例えば』編

記紀について文学から接近された山口博氏は、古事記というタイトルが語るように、推古の時期までを古事にあて、現代を書記が担うような工夫を当時の指揮・編集を担った諸氏が発想してしたような指摘をされている。 素人老人的読みはそこらを大いに汲みたくさ…

連載は続く~ SF 掌編『ヒトの観念をコネる練習』編

生き物たちにとってのホメオスタシスに似てかどうか、氷河期における趨勢としての気温の変化へ関わる自然系の要素群も相互的な連関を以て作用しあって氷河期らしくふるまっているとヒトにとっては感じ取れるような変化を誘い続けている。いつかはそこに別の…

連載は続く~ SF 掌編『高品質薄利多売商法における地方銀行業界』編

高品質商品を薄利多売する。 この方式は、独特だ。 これまでのヒトの営みにおいても、日用品にはいつかどこかで採用され続けてきた。 並行して、贅沢品市場も活性化させてそれなりのぼろ儲(もう)けを目論むことを忘れないようにしている。 今時の贅沢品とい…

連載は続く~ SF 掌編『素人爺さんが放言してたそうな』編

個人的イメージ話なんだけど、元素で整理されている数々が、実際にそう要素からして構成されているはずの一々について、それができるに当たっては・・・と素人爺さんにとっては勝手にイメージできてしまうわけです。 その瞬間、極端に動いている状態であって…

連載は続く~ SF 掌編『生き物たちの成す"織物"をめぐって二話』編

NHKBSで放送していたジオ・ジャパンシリーズと最近出たブルーバックスの『日本の気象変動5000万年史』('22 講談社)の事例や年代指定などを合成すると、それなりに自家製年表の読み方に一工夫できるようになりそうだ。 ただ余計なことではあるけれど、『日本の…

連載は続く~SF掌編『どこかでだれかが(土地を)耕している』編

灌漑工事すれば、その昔においても高麗郷の大半の土地にもヒトは農業を営みながら生活を持続させられただろうに、その昔においては、その水利の事情から農業適地ではなかった大半の部分にはヒトは住まず、川筋にポツン、ポツン、ポツンと住居跡を残す程度の…

連載は続く~SF掌編『交通システムの運用面の寸景其の一』編

陸空海を使う交通ネットワークなりシステムが整っていることは、生活とか経済活動とかに限っても絶大な要素性を発揮してくれる。 空についてはヒトの場合、やっと100年程度かそれより少ない。 荷物・人の輸送をとにかく膨大量こなす、ということでは、ごく最…

連載は続く~ SF 掌編『介護話。実態はともかく、おおよそのこと』編

膝痛も介護職にとっては身近なことばだ。 なにげに衰えを実感されるような体験が時に繰り返されるようになった頃、どうして?と振り返ってみたものの、手遅れ、というのが膝痛人生にはありがちと察する。 立ち仕事は無理を繰り返せば、それなりに自覚的膝痛…

連載は続く~SF掌編『地球ネットワーク話の一端』編

台風という自然の現象は馬鹿にならない。 見た目、台風の目が崩れ去って、霞たなびくの感じただよわせていようが、実際に近づいてきて体験する風の強さは、普段とは違うぞ、くらいのことは起こる。 ついでに雨を伴うときもあるのだから、大げさな一本調子の…

連載は続く~SF掌編『前回の補足として列島事情など』編

今時の列島マスメディア・政党政治状況へ一言。 事件が起きたその日か、次の日か、首相がテレビ画面内でインタヴューに答えていた。 色々事件現場とか経過とか押さえつつ、問題など指摘、整理しながらの中でのことだ。 そして最後の方で、視聴者からのご意見…

連載は続く~SF掌編『スパイゲームその後・・・台風一過の先取り』編

* 『スパイゲーム』:『エネミーオブアメリカ』の監督であるトニー・スコット氏の作品 大げさには世界政治の水面下渦巻く諜報からみのすったもんだや、覇権をめぐるシリアスだけどそれなりの工夫を交叉させつつ暗闇を下敷きにしたドラマ・映画の類のシナリオ…

連載は続く~SF掌編『ときどき介護(を営む際)の話』編

いろいろ企みを豊かにする諸氏においても、一般の膨大な人々においても今時の出来事からして、とにかく忙(せわ)しない日々を送られているのではないか、と想像する。 多少急がなくても済む束の間と忙しない日々を繰り返す人々という境遇にとっては、とてもじ…

連載は続く~ SF 掌編『昔を知りたいときの昔の資料など』編

古代を探れる文芸作品ということで 懐風藻(75?頃):『懐風藻』 講談社学術文庫版 江口孝夫編・訳 藤氏家伝(76?頃):『現代語訳 藤氏家伝』 講談社学術文庫版 沖森・佐藤・矢嶋 訳 古語拾遺(80?頃):『古語拾遺』 岩波文庫版 西宮一民 校注 『現代語訳 古語拾…

連載は続く~ SF 掌編『前提を探る』編

列島では閉じたタイプの個室がもっぱらだ。 前回の続き。 そこらをこまやかさにも大雑把にも押さえたい。 そして対比的になるけれど、医療現場、介護現場を想像してもらいたい。 隔絶する。 いつもじゃないかもしれないし、比較的いつものことにもなるかもし…

連載は続く~SF掌編『ギリシア風彫刻』編

いつでもその手のことは繰り返されてきた。 ある時期において、だれもが空気のように貴重だけど、気付こうともしないあり方というのが起こりうる。 時期時期に流行る人々の所作における形式というのはありがちにする。 そのあり方次第で、あることはすぐ気づ…

連載は続く~ SF 掌編『魚釣り』編

我慢強ければその論争はずっと決着を目指しつつも、理屈の網目を相互的に追って、夫々(それぞれ)が持ち帰って修正すべきは修正して、元の自論とは違ってきてしまっても理屈の線に沿ってのつじつまくらいは客観的にも追えるような解決を相互性に目指されてい…

連載は続く~SF掌編『U-20女子サッカー二試合テレビ観戦』編

今時の女子サッカーを知る機会を得た。 とにかく試合展開のこまやかなパスワーク、スピードについての先入観を翻される内容だった。 ただ対戦相手のスペインチームが先行して3点を取ってしまったため、日本チームの冴えが際立ち始めた後半に、スペインチーム…

連載は続く~SF掌編『列島古代文字ことば事情研究への期待』編

講談社のページにて"AI"も煎じ詰めれば・・・の話が載っており、ふむふむと年寄りっぽく読んだわけだけど、遺伝子の編集技術にしても、先日NHKBSで放送されていた番組での専門家お二人の話から察するに、煎じ詰めれば・・自然界および地質年代の期間の"振る…