連載は続く~ SF掌編『12月3日、急ぎ書き込んでみたくなった』編


現職の立場から粛々と事態の推移を追っていける優位さを、先日引用させてもらった藤原氏紹介の12月14日が指標は語っている、と素人はシンプルに受け止めている。
実際に、ネット発信からは、ジュリアーニ氏が立ち合った形でか、ミシガン州公聴会など着実に積み上げている。
法治の常道に乗って行動されている。共和党系の人々が賛同して積極的に公聴会の場で証言しているのかもしれないし、民主党系の人々も異常を感じ取って、そのことを証言しているかもしれない。
しっかり市民社会的でそれは見た目確かに脆弱なはずだけど、信じ合うことが支えの一つだから基本を外していない。現職を圧すUS共和党諸氏においては、なんらだれかを煽ったり、自ら慌てたりする必要のない状態、進行形のはず。
ま、列島ネット発信では、副島氏ですらちょっとことばが激しいし、藤原氏もおっとぉ、という事態予測のことばを使われがちにしている。素人である当方はそこらは端折りつつ、貴重な発信の内容をヒントに使わせてもらっている。副島氏系発信の方も含めて。
ただ今回の大統領選に関しては、副島氏が前回のような情報源をお持ちではないように受け止めている。前回は本当に、急所をつくような情報をしっかり得てことば発信されていた。今回はどうも違っているように素人には映る。でそこらを踏まえて素人流にフィルターをかけて、情報処理くらいはして状況を押さえるようにしている。ただ、現US大統領は多弁にネット発信もこなされているので、進行形の空気くらいは日本語使いにも伝わってくる。
USは法治国家の手本となろうとする大国の立場だ。だから、公聴会も立派に粛々とこなされている。なにもジュリアーニ氏が立派だから、というのではなくて、一般市民が凄い、と素人は受け止めている。一般人のことばだから、現場では、多少の誇張や、言い足りなさやなど、精度ということでは、むずかしいことばが沢山でてしまうはずで、しかもそれでも、その一般人諸氏は、嘘はつかない、というようなきつい決まりを受け止めるとかの約束をさせられる。それは相当に一般人の立場では重すぎると思えるがそれが脆弱とも言える市民社会の仕組みを支える一つの手段だ。

こう取り急ぎ書き込みたくなったのは、NHKBSで放送されるUSの公共放送だったかの危ないことばを乱発する12/3午後の放送をたまたま見てしまったからだ。
列島の副島氏とか藤原氏とかのことばをはるかに超えて、現場を間接的に煽ることばを乱発している。録画している諸氏は見直してもらいたい。粛々と事態の推移を追えばよい現職支持者とは全然ちがう激しい煽りのことばを多用している。
それを列島在住からすると、受け止める側が、何を勘違いしたことを強弁するんだとか、多少頭に来てしまうこともなきにしもあらず的心配をしてしまう。
とにかく、共和党系と自称するどなたかも登場して、色々現職を応援する人々はひどいめいたことばを乱発していた。
だけど、ネットを探れば、粛々と公聴会とか事実を積み上げる作業で一杯だし、それが当然成果を生じる。法治に頼るから、思い通りの結果へと直結するかは不確かだけど、粛々との作業に変わりはない。そこらが凄いわけだ。
なのに、なぜか、もう一方を自称する目立って発信できるところでは、激しいことばが出てきがちにしている。その対比、その構造をどう解釈したものか。で、恐らく、心配の一方で、多分だけど、共和党系の諸氏の粛々感からして、民主党系の法治を信じる諸氏においても、そこらは冷静に観察してしまうと思える。ただ、そういう状況を、目立って発信できる出口がきっと取り込める”状況”になっていないように推理した。
煽ればなんとかなるという勢力がそれなりに発信しやすい立場で頭に来てるのかどうか。
ここらは、広瀬本の人脈ネットワーク知見を控えさせても即、見えてくるという感じではない。
そういう意味でできれば、副島氏や藤原氏もそれなりに情報源をもっていらっしゃるはずなので、落ちついた観測情報など流していただけるとありがたい。
(USの政党別の立場を超えて大勢は事態の推移を見つめれば済む状態と察する。そして、一部だけど目立つ発信元の中の一部ではかなり煽り系のことばを用いている。そう今時のUS事情を受け止めている)