連載は続く~ SF 掌編『年寄りのなかには変化を知らなかったのも居る』編

 

 

世の中は移ろう。ある時期の形が並行して変わっていくというよりは、始動した様々な事象が、それぞれの都合から変化し続けるという意味では、ある瞬間の様は錯綜ということになりそうだ。
たまたま関心を持って追っている事象の変化を偶然にも感知できるような独特の経験ができた場合、特定の事象の変化として受け取れるようなことになるけれど、その他についてはあてになるほど鮮明・区分して感知できているわけではない。
実は・・カキ氷タイプの冷菓がいつのまにか製造・販売していないことを遅すぎるわけだけど知った。
素人老人、情報には疎いことがばれてしまう。
しかし!ここからが素人老人ゆえ、二言三言くらいは指摘できそうに思えた。
より熱く感じ易くなっていると放つほうでマスメディアは賑やかなままだ。
一応賑やかな町街ではそれなりに高い気温を記録し続けてもいる。
どうやらカキ氷が美味しく感じる条件はずっと持続してきたようだ。
それなのに、なぜか商業上成り立ちにくくなった各社のカキ氷タイプの氷菓、という押さえ方が可能になる。
天気予報は毎日、余禄情報を提供してくれる。そのかつての一つとして素人老人はずっと覚えているのだけど、30℃越えの巷ではカキ氷が美味しく感じられる。
30℃をほんの少し下回る程度の場合はシャーベットくらいが必要だ。
もう少し下がるとアイスクリームタイプが美味しく感じられる。
ただ聞くだけで覚えこんでデータ引き出しに整頓できるのはプロ諸氏だろう。当方は素人ゆえ、実際に気温を意識しながら食べまくってきた。その結果、かなり近い線でその知見を整理できている。
つまり、冷たい菓子類を食すのが量的には若者層が圧倒するとして、気温からしてアイスクリームタイプでは解け易いし、気温的にはるかに氷系の方が美味しく感じてしまう生理が集団的に突然変異したはずはないから、カキ氷タイプの需要が急減していた(2020年代の数年前からの趨勢らしい(検索したネット過去ニュースで知ることができる))のはなぜ?となる。
若者年代になって・・というよりは幼少の頃からの積み上げかもと、ということで推理できた一つが冷暖房完備式の住居の普及。
車のキーのこととか、仕事の現場でふと気づけた出来事を今になってネット資料をもとに振り返ってみれば、急激に変化している時期のことだったことを知ったように、住居や職場や様々の生活の場での冷暖房完備環境がヒトの生理と”相談”し続けて、とうとう、猛暑の、その時でもカキ氷タイプを美味しく感じることなく、生理の方がアイスクリームに誘(いざな)うようになっていたと想像したくさせた。
これならば集団的に全国的に生じておかしくない。
栄養とか添加物とかなんらか食品知見の事情が介在しているのなら、そこらは遅く知る老人層もいるということで是非ネット発信をお願いしたい。


こんな感じで前回を引きずっているわけですが、今やネット基本の時代、調べれば的確に出てくる。
偽のも溢れているらしいけれど、とにかく、公式の公開サイトが活動していた。

https://www.gorin.jp/info/about/

ネットライブによりいくつかの専門的種目すらみることができる。
つまり以前からだったのかもしれないけれど、放送の制約が解き放たれていた。
各専門種目の選手たちはネット越しに様々な関心からだからヒトククリにはできないけれどやや危ない連中から、専門種目おたくまで相当に熱心に注目されることになっている。
ただし!!観客席の臨場体験は8K映像待ちだし、それなりに稼いでおかないとその装置は(当面)購入できそうにない。
だから観客席確保できることは専門種目ならなんとかできる場合もある、ということで、8K待ちよりは早く”手に入る”。とはいえ、Tokyo は今年の夏のみだから、しばらくは、海外旅行を頻繁にできて、観客席も確保できていい宿も取れる稼ぎが要る。
4K映像質のネット配信を各国がこなしてくれることは、恐らく経済小国でもできるようになると思えるので、これからのオリンピックの一つのあり方を示してくれている可能性も指摘できる。(*)

今は制約だらけだからNHK、民放各局の努力なしには見ることができないしそれでも制約だらけだ。そこを Tokyo 2020 ではネットライブ配信で一応クリアしている。画質次第だ。
それにオリンピックの”魂”のネット活用というかサーバーの分散活用で、一点集中を避けて、滞りなく各地がオリンピックの集中力業(わざ)を見ることができることはそれなりに貴重と素人老人からは思えたりする。

ということでネット煩型氏などの発信をヒントにできるなら、巷のムードをうすうす察知して、病類型変更を急遽してしまえばだれにも迷惑がかからず、列島各地の医療現場では肩の荷が下りて、いつもの風邪処置で一応の稼ぎにもなるし、忙しくはなるだろうけれど、混乱とは違った様が生じるし、この間の手当てがどれだけ効いているか次第になるけれど、通常の経済活動に復帰する巷はもう準備は万端なのではなかろうか。
風邪が凄い勢いで流行中だ。それを予言した専門家諸氏は、大したデータ処理の達人だねと感心されることはあっても非難されることはありえない。
だけど通常の忙しい、多少、働き方に変化を生じた、世の中に戻っていく。
オリンピックに観客が戻る。
この際だから、東北は荒稼ぎできる工夫に怠りはないか点検が必要になるのではないか。
ということで、列島系の選手諸氏は多少なりとも、競技の舞台をかき回せる馬力が要りそうだ。

(*):オリンピックを(集中の成果を試したりの)機会としてとらえるスポーツ世界が継続している限りで、オリンピックの今までが終わってしまうかもの論をふまえれば、こうして次の経済力云々で開催できるできないが決まるようなのとは違うオリンピックが可能性がでてきた。特定のマスメディア経由の放送タイプではなく、個々の現場ライブが可能だから、安全についても莫大な費用を要するタイプのオリンピックではないあり方へと模索も可能にしてしまうとも、素人なのでここは大胆に憶測してみたい。