連載は続く~ SF掌編『カロリーで温度を測る』編


 中学理科の復習ということでジュール熱を振り返る。
 あらかじめ知っておくとイメージもしやすいなにがしは・・
 1カロリーとかカロリー単位用語は使い慣れてそうだ。
 1カロリーを 1cal と表記する。
 カロリー同様にジュール Joule(一昔前の映画インターンではやるきまんまんの若きネット通販会社を起こしたのがジュールズ Jules 氏だった)という単位が通用している。

  1cal は 4.1868J

‟1gの水を0℃から100℃へ上げるのに要する熱量の1/100の値を用いて1cal=4.1868Jとしている。‟ 以下からの引用
https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2082.html 参照
  J ジュール単位表記の数値を cal カロリー表記へ変換すれば、温度変化を見る数値として扱いやすい。
  1cal (カロリー) が1g(1ccとする)の水を1℃分上昇させる。(湯沸かしイメージ)
  4.1868J が同様の仕事をしてくれる。→cal単位の数値を4.1868で割れば済む。

 実験とかの経験知+サイエンス的整理から
 ジュール熱、ジュールの法則というのを学校で習う。
 発熱量を Q
 電気回路上の抵抗を R
 電流 I
 電圧 V
 通電時間 t
 としたとき

 * ^2は2乗している記号のここでの略記(I^2 なら I の2乗)

  Q=RI^2t (単位は J (ジュール))

 ここで RI=V だ。(オームの法則参照)
 上記を書き直して
 * 掛けるの単位を x で代用すると
  Q=RIxIt から Q=VxIt つまりQ=VIt

 更にひねり技を使えば( 1=R/R を持ち込む)

  Q=VxIxR/Rxt から Q=VxVx1/Rxt で整理すれば
  Q=V^2/Rxt

 ということで3様に表記できる
 ①運用時間と抵抗、電流がわかっているなら
  Q=RI^2t
 ②運用時間と電圧、電流がわかっているなら
  Q=VIt
 ③運用時間と電圧、抵抗がわかっているなら
  Q=V^2/Rxt
 によって簡単にジュール単位の数値を得られる。

 さて今時は、電子機器で満ち溢れている。
 それらは二進法のソフト群同様に、電気の回路と見なせるから・・・
 それらが運用されている時間と電圧なり電流なり抵抗を知ることができれば、その運用がどれほどの熱を出しているかは上記の計算によって出せる。
 それらは一応冷却されて外気と触れる工夫は成されているけれど、地表面の現象としては発熱以外の何者でもないはずなので、大雑把な現代社会における日々の発熱として表示可能になる。

 電気の流れる回路(工場、家庭、事務所、移動手段ほか)のべらぼうな長さの一方で、現世の中に発熱面で貢献している機器は膨大だ。
 ヒトの移動性においては斬新な状況をもたらしてくれている自動車系も電気面以外に、たっぷり発熱源となりうる。その数は今の時点でその貢献度に比例してべらぼうだ。
 熱を生じさせてそれを冷やすために熱を変形して移すことが発熱源となる事務所や家庭での冷房由来の発熱。寒い時期だと発熱をもろ応用する。
 特定の土地柄においては特に、そうはいってもそれなりに普及しているテレビ類は性能について工夫されつつあるとはいえ、未だ発熱系だ。その数もやはりべらぼうの部類だ。 冷房意欲を亢進させたりも密かにこなす。
 外食は世の中の元気風の一要素かもしれないが、ここでは家庭でできることを前提にそれの余分と強引に押さえて、それなりの発熱源と今の規模を想定して指摘して置けそうだ。ただし、強引に持ち出している。(ヒトの集団の営みが当然伴わせるバタイユ氏知見からの余分な部分についてどう押さえるか次第)
 サッカーはワールドクラスの試合であっても人々と場所が確保されさえすれば可能、と言えそうだ。船旅になるかもしれず、時間要素が大きくなる。
 そうではないロサンゼルス五輪以来のショー化を激化させた金のかかるスポーツイベント系は、激しい部類の発熱源としてよさそうだ。

 二酸化炭素の徹底的な味方になるつもりはないのだけど、ワル扱いし過ぎには何かしらトリック(テレビドラマの見過ぎ系だからかもしれない)がありそう、とつい想念してしまいがちな素人で時間を持えることもありな老人ゆえ、だからか、ついこんな書き込みをしたくなる。


 それにしても、超大国の権威を認め合って現地表面秩序を試行錯誤していこうじゃないかは、きっと美しい志と映る。
 けれども、エネルギー消費にしても、稼ぎ方からしても、超大国の特権的なほどの桁違いは問題発生ではなかろうか。
 原子力発電量だけでもダントツをほこるUS。
 IT,ネット業界などUSへ流れこむ金融業経由の膨大量も事情通諸氏においては明解な事態と察する。
 なのに、それに加えて妙なインフレ定義の下、諸国への迷惑を考慮外にFRBを動かす思惑とはなんぞや、がきっと現地表面知見層の面従腹背の位置なのではないか。

 先日ラジオ放送にて今時の若者は素直だっぽい指摘をかつての小説家が指摘されていたが、むしろ馴(じゅん)化の趨勢を持ち出しておく方が適切と素人の相当な老人は代弁したくさせる。(代弁のところを大便とすかさず想起した諸氏は、ここでの文章を読み過ぎだ、ごくたまに読むのが丁度よい)
 一定の圧となるなんらかを調べ切って整理してそれを応用する。なんとなくそれに逆(さか)らわないでおこうという向きへと誘う。
 だから一方で、抜きやすい方向へは、時に溜めたなにかを放出して、それがいじめだったり、反社会性だったり、芸術っぽかったり、様々だけど、芸術・芸能の下地になるタイプのためこみではなさそうだ。
 素直素質は沈潜して、馴化の過程と結果表現とが、今時を彩る。
 USのような超大国関係では、超大国だからの威圧が作用するわけではないと察する。
 むしろ、超大国超大国として振る舞える舞台を醸成する方でインサイダー諸国やインサイダー人脈が激務を引き受けている。
 それに誘われて、きっと超大国はいいやつだと思える膨大が生じて息づいていてくれれば、ある程度手間を省(はぶ)ける(ただし油断はしていない)。
 けれども、超大国に期待されることは威圧ではないし、軍的強さよりは、必要に応じたやや警察的な治安の維持への貢献位だったはずが、20世紀の場合、意外な外圧がそのまま内圧化してしまって未だにその名残りが土地柄によっては極端に、土地柄によっては一般にとっては何が何だかわからない形で不穏の素を形成させがちにしている。
 しかもそこに底流として超大国が育てた20世紀以来の思惑が介在してしまっているのだから、困ったことになっている。
 素人ゆえ適格に一言で説得できぬゆえか、しつこく繰り返すことになってしまうのだが、金融荒稼ぎを可能にして、その支えのもと、新興宗教系や宗派宗教系世界各地版をその末端に情報のそれなりのネットワークを構成して作用可能性をなんとか持ちこたえてきたつもりが、実は、ヒトはそう支配下におかれることは好まないことに気づきだして、底流としての心の胸騒ぎが、現秩序系への超大国ならではの不安感をもたらして、不必要に社会工学パスカルの原理を応用しまくるようなことをしでかしてしまっている。
 ここらは素人老人ゆえ、そう指摘してみたい。

 社会工学パスカルの原理応用の場面は、たとえばウクライナのような肥沃なお国柄の国家予算をネオナチ系が公的に使える立場になるようなことを遠巻きから抑止させうる貴重な手法の一つだ、と素人老人からは見なせる。目的とかが、現知見の到達を試される。 そういう明解性が要る。
 超大国が自国民を命がけの戦場へ駆り出すにはそれなりの説得力が要る時代だと素人でも想像ならできる。
 そういう警察+軍のような作戦を超大国、国連以外で担える実力派は公然とは今時の考え方からして表立てるものではない、とここらも素人老人からは想像する。
 だから既存の超大国USがオバマ政権の頃までの間各地に用意した危ない作用因をだれが退治するとなった時に、冷戦時に一方を担った同志である大国がそれを買って出た、と素人老人は広瀬本を下敷きに想定して、今時を一応整理した気になっている、だけなので、諸氏においては諸氏なりに知見を応用していただきたい。

 ニクソン政権頃に、つまり今の金融荒稼ぎ(20世紀半ばまでを作用させたニューヨーク金融街のつわもの諸氏とそれを裏で支えた人脈諸氏のことになりそうだ)用の下地つくり以前の頃に、実は、超大国資格の観点からは、哲学的にも、経済の営み観点からも、峠を超えていたっぽい。
 メディア系の実力不足からなのか、実際に学問とか、現場へ送り出す諸大学や専門学校部門の養成力不足があったのかなかったのか、悪乗りに加勢する方で勢いづいた惰性が継続中だ。
 金余りを応用しての部分の考え方を素人老人はつい、理解もできそうだ、と思えてしまう弱点を持つ。そこらをもっと冷静に、明確に、問題を整理できて、オルタナティブな発想、考え方、実際に使えそうな代案など持ち出せる、しっかり基礎を積んだ若者層を含む諸氏が表立って発信くらいはできるネットの世の中だから、そこらのフォローを発信源の主だったところは、一方で担っていただけるとありがたい。

 


   川柳もどき

    パスワークの緩急を巧みにして相手チームの圧し、ボールさばきを交わしてのゲーム展開を
    時にみせてくれるし、そういう陣形を組めない感じの時もありで
    そこらが相性の組み合わせの妙、とも思える
    パスワークの緩急使い分けは、時に、チームの落ち着きを再生してくれて
    時に、相手チームへの絶大なけん制の作用をパチっパチっとはじかせる
    緩急だから、パスがゴールへ向かう別のパタンを気づけぬように誘いもし

     暑いので、
     ネット画面にて水泳中継も、注目の泳法もしっかり見させてもらっているし

    同じ実力でのAチーム、Bチーム、Cチームがバス回しの相性から構成分けされて・・は贅沢三昧なのか
    それにしても北半球の緯度で36度くらいの辺りは暑過ぎて、氷がうまい