説明に当たって、以下のように根拠は示せるよ、とは明言していないけれど、そういうことだったし、その扱い上でも充分に参考にできたかものタイプの場合を、先日見たワールドニュースから引用できそうだ。
フランスも熱波にさらされて大変なことになっているらしいことは、ここで何度か引用させてもらっていた。
ところがここ数日間、なんとフランスでは涼しくなってしまって観光地の収入に影響が出ていたらしい。
雨もかなり降ったそうで、その影響によってこれまでニュースになってきた地下水回復へ足(た)しになるのか？と番組ではまず問いかけ、次に、どうやら今回の程度では足りないみたいよ、で締めくくられていた。
どういうことか、がごく短時間のニュース番組のその枠内だけで説明されている。
フランスの気候・地質知見とかはもう当たり前扱いにしている。
だからフランスでの場合ならば、と列島向けなら指摘があることになる。
で、内容(ニュースはNHKBS版日本語訳になっている)だが、まず気象予報士氏がフランスは視聴者の皆さんご承知のように温暖な土地柄で、(フランスの場合)急に暑くなったり、寒くなったりは通年では通常の出来事に属すると指摘される。
地下水位に関しては、別の地下水に関する専門家氏が、今回程度の雨量だとフランスの一般的な土地では植物や表土(８０ｃｍくらい)が吸ってそれで終わりだったと指摘してから、地下水位上昇に役立つにはもっと降らないとだめで、冬まで待つ必要があるんじゃないのと軽く答えていた。
切迫感演出がない代わりに、淡々と事態を語ってくれた感じのニュース。
そのフランスの女子サッカーチームもトーナメント第一試合を対モロッコチームに勝つことができて先へと進んだ。
どちらのチームも個々の選手に足技他身体能力をたっぷり持ってそう系がそれなりの数いらっしゃると素人老人は見たが、それらを相乗する連携アイデアとバスだしの工夫の質量の違いが勝敗にストレートに影響したようにも感じた。
この試合の前に噂のコロンビアチームとジャマイカチームとの試合も見ることができた。
こちらも同様の質を指摘できそうだった。コチームの場合、パス回しの精度が相対的に他の3チームより効いていたと一応指摘してみたい。
旧世代タイプのチームの選手諸氏はとにかく体(体重とか勢いとか)を使ってこれからという好タイミングの選手めがけてつぶしにかかる。だから試合は雑に、大味になりがちにする。
女子サッカーも足技、体の使い方に慣れた選手や世代にとっては、それらを男子サッカーの試合のようにかわすことも可能になるから、旧女子サッカーノリの場合、つい悔しがって更に荒っぽくつぶそうとしてしまうようだ。
身体能力でもごくサッカー技という範疇ではなでしこチームも諸国チームの凄足系選手諸氏も同じくらいサッカー観戦気分に誘ってくれる。
つまり4年後が、技、体の使い方については各土地柄チームが五分で競うようなことになり、連携の方で、仮に、なでしこチームの冴えが今回ずっと有効なあたりを示し続けるならば、当然、諸チーム選手・スタッフ諸氏にとって4年間で学び取るだけでなく、各土地柄の男子チームとの連携で更なる連携技に挑戦してしまうということで、なでしこも今のままではいられそうにないし、観客としては楽しみが256倍(むかしの8ビットデジタル系本タイトル)かどうかはともかく、数倍は試合に興味を誘いそうだ。
日本の監督経験の持ち主がたとえばナイジェリアチームの選手に本格的なサッカー試合のりを心身化してもらえるトレーニングを任せられた場合、なでしこチームに限らず、世界の各国チームにとって‟脅威‟となることは明白過ぎる。
それと、子供のころから女子もサッカーボールに親しみ始めたブラジルを想像しただけでも"恐ろしい"未来が待っている辺りに気づける。
体の使いこなしと技を身につけた選手に体力圧でつぶす手法は、ただ反則と直結するだけだから、ごく近い将来、女子サッカースタイルはガラッと変わってしまうことは、恐らく世界中のサッカーファンがそんなの当たり前だろ、と見なしてそうだ。
ワールドな注目を浴びる場ではその種のフェアな場を構成できそうだけど、ローカルとなると、どうしても感情ノリからの乱暴プレーもちゃっかり介在させがちにして、不必要な怪我での試合欠場とかを招きかねない。そこらの選手間でのサッカー運営上の底上げなど試行錯誤の面は継続中ということか。
川柳もどき
以下時刻は日本時間
11日10時 スペインチームとオランダチーム[FIFA+]
同日16時30分 なでしこチームとスウェーデンチーム[NHK+]
12日16時 オーストラリアチームとフランスチーム[FIFA+]
同日19時30分 イングランドチームとコロンビアチーム[FIFA+]
が今後の予定だったり
他にすることがあるだろう・・・・
