2023-01-01から1年間の記事一覧

連載は続く~ SF掌編『扶餘・加耶・列島・高句麗・新羅・百済へ点と線』編

わかっていることとわかっていないこととその淡いのような事象などを峻別して語れる歴史の語り手諸氏は昔も今もいらっしゃる。 そういう歴史叙述のいくつかを文庫版になっているとか図書館で貸し出しているとかで入手し易いところで、触れることが出来て、加…

連載は続く~ SF 掌編『爺じぃがブイブイ言わせてどうする』編

半島事情をつまびらかにしない素人な爺ジィゆえ、半島に住み慣れた諸氏ないし列島で半島地理事情にそれなりに詳しい諸氏にお尋ねした上で書き込めばいいようなものだが、そこは爺ジィ、つい先走って、漢江(한강)~洛東江(락동강)を通って倭人たちが住む土地…

連載は続く~ SF掌編『全からの起点か、付加的にやってきたのか』編

地球とは、でネット検索してみることも今時ならば尚更一案とは思う素人老人だけど、ここは老人身勝手流の方で試してみたくなった。 もろその答えを・・・となると素人だけど老い年代ならば少しは答えられるだろうとか安易に想像する諸氏は、わかってない、と…

連載は続く~ SF 掌編『列島古代史素人(老いぼれ)流のひとつ』編

東山道武蔵路続編 ネット上で公開されている木下良氏の論文(*)から p118に素人が求めている数値の紹介があった (以下引用その1""内) "これらの道路は宝亀2年(771)に武蔵国が東山道から東海道に所属替えになる以前の,上野国新田駅と下野国足利駅とに連絡す…

連載は続く~ SF 掌編『テレビ番組にて、列島現代の若者二様』編

大げさにでなく、で周辺諸国の人々も超大国の人々も、インディ500レースを走るドライヴァー目線映像に溜飲を下げて(ないしレースゲーム好きたちならその際どいハンドルさばきに凄すぎぃと度肝を抜かれつつかもしれないが)、また日常の仕事モードに戻って…

連載は続く~ SF掌編『ものごとを整理しておくときに作用させる断り書きの類』編

(承前)・・・だから・・日本は外交文書がどうしても含ませる時期的要因として、倭国としてきたのに変えてまったく同一の平面を継承してというより変化を被(こうむ)って、(日本を)用いる決断が下された、と見た方が素人には無理が少ないと思案した。 中国と半…

連載は続く~ SF掌編『昔を振り返るときに各々型思い込みを邪魔にしない』編

自らが考えて・・ということの含みが自発的なんらかを自らにおいてその営みを営める機会すらが自発的に随時可能なことを前提にしたくさせていそうだ、という一つの前提を想起したくさせるし、更に同じ強度から、ただ他人の意見を引用するだけにしないで、と…

連載は続く~ SF掌編『ヒトゆえ今、大昔古代をどよめかす元気にする』編

何度もくどくなるけれど松本建速氏の著作(*)を参照してみる* 『つくられたエミシ』(市民の考古学シリーズ15 同成社'18) (p168から169を参照して) 東北北部のヒトが成す意味合いからの文化について ・5世紀前半までは北海道と同系統 ・7世紀以降は本州島の…

連載は続く~ SF掌編『腐っても鯛、の場合』編

とんでもない将来の時期の某月某日とことばにすれば、月とか日とかそれを他の記号で置き換えても同じはずだけど、特定の"暦"規範の下を受け入れた営みが想起される。 そこらにこだわってもここでは時間の無駄となりかねないので、本題のその先へ。 その某月…

連載は続く~ SF掌編『時はただいたずらに過ぎ去ってきたわけではない』編

ほぼすべてを腐らせて戻す細菌の類も生き物と共に数億年はご一緒に来た。つまり経年の今の姿なのであって、その昔のままではない、要素に全てを持っているに過ぎない。形質表現はそれなりに限定的に収まっている。 ところで・・・ 規模の大小を問わず一定の…

連載は続く~ SF掌編『水路を発達させた町は昔も今も楽しませてくれそう』編

先日参照して取り上げた『文字をよむ』(九大出版 '02)に、テレビ放送事件物ドラマ(鑑賞)づいている素人老人に更に時間を費やさせる気かと、誘ってきそうな一節も含まれていた。 15 土器に書く(坂上康俊著) 土器片が福岡県粕屋郡粕屋町の江辻遺跡にて見つ…

連載は続く~ SF掌編『綜芸種智院、勧学院から150年ほどして』編

ことば運用は、歳月とともに、の現象の一つと素人が指摘してもそう無茶ではなさそうと察する。 一方で、今時なら巷の諸氏にも関わるように、この今、たやすくことばで通じたい、にも関わらず、時間的性質がかえって邪魔となって、とことば運用の難しさを意識…

連載は続く~ SF掌編『雨の日曜日』編

ことばを使い慣れて、その土地柄ではお互いが通じやすい言葉運用の状態を得ている場合、使用中の場でのちょっとしたことばのニュアンスが、様々に相互性において作用因を構成しえしまう。 事情が優先順としてとにかく中央集権化へ向かわせないことには、秩序…

連載は続く~ SF掌編『表現媒体とデータベース構築』編

テレビ(ないしモニターの先)から話題のきっかけを得てばかりいるようだと、いかに足を使っていないか、とか知れてしまいそうだ。 そうだ、というよりは、そうだの方のニュアンス・・で使い分けに気づかれるのは、日本語だからか。 レイヤをシンプルに使いこ…

連載は続く~ SF掌編『超極格差問題を解消する』編

ヒトが集団の営みを巧みにする、ということは活動中の生き物ゆえの能動性発揮ということで無理はない、と素人老人仮説のその先としてここは押さえておきたい。 お先真っ暗のように喧伝されがちな超大国らしからぬ超大国USの現状ではあっても、ヴァナキュラー…

連載は続く~ SF 掌編『数十億年をかけて・・・(も)』編

"働き"が含ませる志向性ニュアンスとともにの機能性をつい含ませてしまうことば使用に慣れていないだろうか? 生命、地球上生命が繰り広げてきた不思議を最終的に解消させるのに、そこらが邪魔してそうだ、というのが今回の素人老人ゆえの仮説提案だ。 とり…

連載は続く~ SF 掌編『"植物の科学"』編

非連続にその長さ、距離を測ることの困難さ、という辺りは、実際的な長年月においてヒトをして忘却の彼方、ソナタへと誘う。 一応ありがちな30cmのものさしを持っているとする。 それでもってそれよりも長い長さを測ることになった場合を想像してみる。 …

連載は続く~ SF掌編『稼いできた高齢者諸氏は考古歴史検証旅行しまくってネット発信してくれ』編

若いうちはことばなどを駆使して知識を扱うことにおいては未だ大バカ者の時期だ。 この指摘に抵抗を感じる諸氏も多少はおられそうだけど、自らの若い時分を記憶違いの介在の危険度も考慮しながら、潔く振り返っていただけるなら、それなりのほとんどの諸氏か…

連載は続く~ SF掌編『(徹夜して)サッカー中継を見てしまったのでその感想など』編

サッカー中継を見てしまい、ことばにしたくなったことなどを少々。 パスの出し手を点と見て、パス回しの多角形という一瞬を想像していただきたい。 今時のサッカーではその多角形は動き変化しでボールも各点を動き回る。 素人老人観点からの最近の指摘はそれ…

連載は続く~ SF 掌編『岸辺にエドヒガン』編

日本霊異記について論じた『『日本霊異記』上巻冒頭説話の存在意義と役割について』(東海林克也著)から、その上巻の"雷を捉ふる縁第一"が研究上では非仏教説話とされていることを紹介している。 素人老人的には、そこを専門家の思い込みの方で受け止めたくさ…

連載は続く~ SF掌編『列島昔噺』編

ネットを利用して世界の乳幼児死亡の状況、平均寿命の状況などざっと見てみた。 すると2020年のデータは整理できているようで、けっこうな諸国が80歳台を示している。 そういう所では乳幼児死亡の率も低い。 ということで、大雑把すぎるけれど、素人的…

連載は続く~ SF 掌編『空想そこはパラダイスじゃなかった』編

保守層を取り込むつもりならば・・ちょっとばかり優越感をくすぐる必要あり、だから。 そういうことで、"結果生じてきた二酸化炭素"サイエンス知見を逆手にとって、炭素さえ出さなければ地球温暖化に貢献するよ、の大キャンペーンプロジェクトは始まったそう…

連載は続く~ SF 掌編『時々ニュース報道噺』編

早朝のニュースではあいかわらず新興宗教系2世諸氏が問題を抱えていることを報じていた。 新興宗教系の中で生きがいを得られるようにして働いている諸氏が老いてたとえば介護施設に入居して、ということでいくらかでもフレイルの状態を自ら意識できる程度の…

連載は続く~ SF掌編『今時スモッグに混乱する土地柄も』編

U-20女子サッカーの映像を想起しつつ、少々話に付き合っていただきたい。 この間(かん)、男子サッカーの日本チームが2試合ほど強化のためにということでドイツチーム、ベルギーチームとサッカー技を競い合っていた。 以前、その女子サッカーの数試合を見て感…

連載は続く~ SF掌編『春の小川は田んぼの中も流れる』編

今日この頃ともなるとテレビドラマのセリフからごく普通に、聞くことができることばも、土地柄、時期などが異なったりすると、通じるようで通じにくい言葉の類になっていたりする。 たとえばサブカルチャーという概念を用いて近年史のように整理してくれたテ…

連載は続く~ SF 掌編『桜舞い散るドラマ漬の日々』編

ヒトもしぶとく生き物なので、呼吸に関わる循環がなんらか途絶えるような事態にでもならない限り、生きた状態を保とうと奮闘している。 昨夜も残酷だけど今時の諜報と関わる公務系のごく一部門でこんなこととも関わってるタイプのシーン盛りだくさんの映画を…

連載は続く~ SF 掌編『老人的読後感想』編

多少メカニズムっぽい話を素人の上げ底話ということで。 格差の原因を見に行く気のない議論としての物価・賃金上昇話題という流行(はやり)を、不易流行の観点から素人流にふれてみたい。 とにかくその一方の趨勢は大儀に物価上昇で疲弊する人々を賃金上昇が…

連載は続く~ SF 掌編『ローマほかの帝国の話に向かう助走』編

万葉集についての不可解についても、歴史家語らずで、謎のまま放置されがちにされやすい話題の一つのようだ。 そう気づかされる前に、興味から周辺にふれつつを経てしまう素人ゆえ、山口博氏の万葉集成立史の辺りを偶然にも知ることが出来たりの紆余曲折を可…

連載は続く~ Sf 掌編『過程を省く季節の移ろい方、老齢時間間隔感』編

だれもが下手してもそこそこの生活力を享受できているようならば、格差問題も今時話題にする質とは相当に違ってしまう。 でも今時は底上げが要る。 その線で、地表面を構成する、ヒト、ヒト、ヒト・・・による集団の営みに関わらせて、ある努力を為せば、多…

連載は続く~ SF 掌編『理念に"血流"をうながす』編

高齢になるとどれほど日ごろの姿が元気であっても、ちょっとしたきっかけが急展開に通じ易い、ということは、介護仕事と一年間くらい付き合う程度でも、気づける。 だから人生の長年月を緩急の濃密さを楽しいほうで実質のところで味わうような過ごし方をたま…