日記

連載は続く~SF掌編『』編

私:春めいて、水っぱな。 君:なに、よ。俳句のつもり、とも言えないし・・・。 私:時節柄・・。しょうがない。なもので、少し考えることに使った、よ、時間。副島氏の帝国的支配構想の発想は今のぼくにとっては相当に参考になってる。今晩たまたま見てたB…

連載は続く~SF掌編『きょうは三月三日(モモ(桃・百)の節句)です』編

私:ひな祭り、だそう。多少、色っぽい、かも、なんてね。 君:みたい、ね。後の方、余計よ!! 私:先日、ながらテレヴィしてたら岩槻のひな人形をつくっている人たちを紹介してた。 今時の工芸は、って感じだった。 君:へえーっ。 私:USにも職人を時間を…

連載は続く~SF掌編『ご無沙汰も、暇のうち』編

使い方も大事だけれど、道具が物を言う、ということも貴重な知見だ。 たまたま鋸を使っただけなのだけど、実に楽に、さっとはかどった。 これまでとの比較で言うと、少し大きめだし少し分厚い。それでもって木を切った。 切れ味と鋸の重量が負担にならない程…

連載は続く~SF掌編『冬の散歩道、その後』編

君:探偵さん、どこへ行ってしまったの、かしら・・・。 私:実は・・。 君:実は?・・。 私:寝てた。 君:インフルエンザ?季節柄・・・。 私:そぉ言いたいところ、なんだけどぉ・・、怠けてた。面倒だったみたい。 君:あなた、でしょお、探偵さんの話…

連載は続く~SF 掌編『進化論へ(きょうび)暫定的答え』編

生命のとらえ方はもっと違ってくるとは思うけれど、とりあえず通りのいいイメージを頼れば、進化の含みにも相当な変化が生じてしまっていることに気付ける。ここらはとっくの十数年前以来であることが素人にとっての流れで事情通諸氏にとってみればさらにと…

連載は続く~SF掌編『機微な辺りへ工夫を注ぐ』編

ヒトが今の心身に不都合を感じて、その時に、どの年代の頃に向かおうと観念を働かせて、どういった内容から不都合なり好都合なりを思い浮かべているのだろう。今や100歳台のヒトが珍しくない。そういう時期についこの間とはいえ、100歳台が貴重に思え…

連載は続く~SF掌編『♬冬の散歩道♩、なんてね』編

私:どうやら探偵氏は普段、だれにも気付かれずに、といっても、探偵社のスタッフは100%承知してるんだけれど、介護施設で何かしてるらしい。 君:スタッフとして?だと驚き、よ。 私:いや、違うね。入居してる立場みたいだよ。 君:そう、なの・・。 私:…

連載は続く~SF掌編『detective もの映画にカーチェイスは付いてくる』編

カーチェイス物の映画を見過ぎたやつらはとうとう新型車を作ってしまった。 その車を使って探偵ものの映画は仕上がっている。 少しその車についてヒントを提供しておこう。 ずっとそだけどシャーシ下の部分の気圧が減じてぐっとコーナーでの安定を生む。遠心…

連載は続く~SF掌編『映画三本立て、ついでにテレヴィドラマまで』編

何度目かの繰り返し話。お年寄りの頑固さがいい方で聞いた場合のこと。ただし、関係性の中で不利な状況も生じさせかねない。 室温管理、というと地味目で施設での介護では大切な項目の一つに当たる。 以前何度か紹介してきたのは、そういった室温管理以前に…

連載は続く~SF掌編『ヒトはどうしても(外に)動くだけではなく、考える(体内も動く)』編

生命の、とか究極の組織化する源は、などと触れ込んで、しかもそれはイメージとして、エネルギーっぽい、とか、だとことばをもてあそんでいるだけ、のように受け取られかねない。そこは一応感じつつ、そこまでをよりリアルに感じ取れる経路として、たとえば…

連載は続く~SF掌編『テーブルの上に・・』編

それを指す、指したいのに形をつい思い浮かべるようにしなくても済む、そういうニュアンスを下敷きにするとき、エネルギーということばは使いやすい。 なにかしら勢いのようなのを思い浮かべやすくしてくれる。 とかくエネルギーの源とか、それを使うことで…

連載は続く~SF掌編『夜の闇を映す有機EL画面』編

私:どじな・・・で突っ込みがなかったもので・・・。 君:ふふっ。・・・ド・ジ。 私:だれもが言うし、事実そう見えてしまう夜景。暗闇は煌々(こうこう)と輝く、光源を浮き出して感じさせる。家の灯りでさえ別の映(は)えた景観の要素にしてしまう。ビル…

連載は続く~SF掌編『年初、録画見まくり(介護)』編

君:間違ってた、でしょ。訂正、しておいた方が・・。 私:なぜ・・・知ってた? 君:空耳、よ。 私:とにかくメル・ブルックス氏とピーター・ブルック氏を間違えた。両氏、似た頃の生まれだけど、間違えちゃいけない。youtube で『それ行けスマート』見たけ…

連載は続く~SF掌編『ついサッカーの試合を話題にして』編

私:3つ話題、用意してきた。 君:と、いうこ、と、は、話・・長い?! 私:かも、しれないし、羅列に終わるのかも。 君:とっくに仕事モード、よ。聞き流しで良かったら、どうぞぉ。 私:そう、来なくちゃ、ってことで、早速。 君:・・・。 私:考えてた…

連載は続く~SF掌編『ゆるそうで、それなりにきつい話』編

君:仙人なのに、私に興味・・・、なんて。 私:そこは、だからぁ、ボク流の、仙人、センニンなわけ、だよ。 君:そんなのって、あり、なの。 私:それよりも、電気、は一週間くらいで、でもって、ガスや水道は2カ月から3カ月くらいで回復する、ってのが今…

連載は続く~SF掌編『ヒト、はどうするつもり、っていう話』編

君:枯れてると生き生きしてると、対比されそう、ね。 私:そこ、そこだ、よ。うっかりすると、ね。 君:そう、よ。どうする、の。あなたにとっての、たしかぁ・・仙人?とか、なんとか・・。 私:仙人。一桁年代の頃の願望っぽいの、つい口にしてた?かも。…

連載は続く~SF掌編『年明け早々』編

私:寒い、寒い・・・なんて寒いんでしょう、って・・。 君:わかる、わよ。だから・・。わかるから、かな、だから・・・ダメ、なの。 私:サムイ。けど、そういうキミ、すごく、いい、な。わがままなやつらに強引に持っていかれた状態でことばを使って誘う…

連載は続く~SF掌編『散歩はじめ '19(又は平31)』編

私:介護職やってると、一年というか数年間が早い早い、って感じぃ? 君:そぉお? 私:他人事っぽい。 君:だってぇ・・。 私:とにかくいつのまにかもう何年間もたって・・・。リーマンショックをさきがけとして、2011年の津波地震で介護施設での緊急時の…

連載は続く~SF掌編『正月の午後のひととき』編

連載は続く~SF掌編『正月の午後のひととき』編 私:女性観を年初、ということでことばにしてみたいんだけど・・・聞いてくれる? 君:珍しい、わ、よ。聞きたい気もするし、少し、心配。 私:えっ?! 君:言い過ぎない、とか・・、でしょ? 私:お見通し?…

連載は続く~SF掌編『正月のはなしはじめ』編

君:開口一番、ね。 私:先に、言われてしまった・・・。トホホ、かも。なんて。 君:オヤジのりオンパレード、オンパレード?自分でも変、よ。これってあなた譲り?かしら。 私:かも、ね。多分、なんちゃって・・。 君:悪ノリ、よ。とにかくどうぞ。 私:…

連載は続く~SF掌編『”おせち”は作って準備する』編

私:師走・・なのに、思いついたので、長いけどぉ・・。 君:どうぞ。 私:まったく聞いてない、って感じ。 君:だって忙しいもの。 私:聞き流しモード、よろしいでしょうか。 君:どうぞぉ。 私:つれない。 君:それって大げさ、よ。 私:・・!確かに、…

連載は続く~SF掌編『映画「シャイアン」から話が始まった』編

私:キミがそこを車で通りすぎるなんて、ありえない、とは思いつつ、つい目で追ってたり・・・。 君:大変、ね。大忙しの時期に。でも、ありがたいわ、よ。気持ち。 私:そっ。よかった。そんなこんなで、ボクも結構キミ並にいそがしいかも。なのに、録画の…

連載は続く~SF 掌編『4K2K 続編』編

私:4Kの準備、力、いったし・・。 君:力?えぇっ・・。 私:持つところ、ないし、重い。今後の工夫次第、らしい、けど・・今は電気食う、しぃ・・・。 君:パフォーマンス、問題あり? 私:見る分には、これまでと比べて言うことない。でも、と言った感じ…

連載は続く~SF掌編『Seal氏とかSully氏とか』編

私:新し物好き、ってことだと一周以上遅れの話に近くて、なんとも・・なんだけど、ボクにとっては新鮮な体験、ということで、聞いてね。 君:ふーん、へぇーっ。 私:その反応、どいう、こと、なんてね。 君:でたぁ!なんてね。それって昔少し流行ってなか…

連載は続く~SF掌編『中世というべきか最近近くなのか』編

ヒトの記憶は怪しい。そう昨今の知見は確かなデータとして紹介し始めている。 だからその昔、文書を盾にするようにし始めている。それもだが、使いようなことは、わかり切ってしまった昨今だ。 お互いの信用。それは恐らく食べ物知見を巡る京大の山極寿一氏…

連載は続く~SF掌編『色々な考えをこびりつかせた若者たちが閉じ込められたロシア経由のテレヴィドラマを時々見ている』編

私:お互い様、って、個々を大切にし合うっていう考え方と響き合ってるね。 君:あら、そぉお。けど、響き合う、っていう言い方、たとえにして、逃げてない、かしら。 私:ふふっ、ニュアンスにして、ね。わかる? 君:でしょう、ことばを交わし合ってれば、…

連載は続く~SF掌編『全体を感じ取る』編

受験予備校手法のニュアンスに気付けたのは介護のための具体的学習の機会を得た時だったことはここで相当以前にふれたこと。 そこからいかにもな(大学受験のために)進学校の授業のあり方、(落語に似た)おもしろい話を聞ける場からは相当にかけ離れた進み…

連載は続く~SF掌編『外は寒気、でも』編

給料に見合った仕事だけすればいいじゃん、とか、その類のことばを使って観念を肥大させてしまう仕事場であると、なぜかちょっとした環境を整える手の仕事をお互いが敬遠しがちにして、ほこりがたまり易くなる。違うほこりでがっちり状態であったりもする。 …

連載は続く~SF 掌編『枯葉が”芽吹く”季節』編

敢えて意識的でなくても繰り返しが可能な形を伝承できているような事態を想定できるのが普通だ。 その整い方はけれども、いつでも試されている、試されてきた、とも指摘できる。あいさつのある形についてならだれもが今してしまっているその仕方をほとんど意…

連載は続く~SF掌編『癒しにスキャナーズ』編

ヒトの歴史ってことで文献とかをイメージしない考古とかそういったことや地質とか宇宙とかそんなニュアンスでもってイメージするタイプのヒトの歴史というか生き物としてのヒトがこうなってきたことをなんとなく想起しつつのよりヒトっぽい方に寄せての歴史…