2021-01-01から1年間の記事一覧

連載は続く~ SF 掌編『九州古代を調べ尽くす巨富はどなたか』編

将軍役割を(奥義理解の下)伝承できてきた人脈とそうではない人脈ということを避けられなかった列島事情、という辺りをめぐる学者、事情通諸氏の発信も大いに期待できる。将軍役割はあくまでも将軍役割に過ぎない!だからそれを巡る内輪のもめごとはありえて…

連載は続く~SF掌編『なんらかの制約を克服できたとして、その先・・』編

人の付き合い方自体は、時代相ということで、時期時期に様々が生じやすい。そこにどういった動態の作用が働いているかなど観察する学問もそれなりの時期相について、後日的なヒントを提供したりできる。人付き合いの隠された差別性をできるだけ少なくして可…

連載は続く~ SF 掌編『古代調べを想起させるサンゴ礁(白化)研究の趨勢』編

いきなりで、それぞれ先入観間での"衝突事故"を生じさせかねないのですが、ちょっと引いたところで受けともていただけるとありがたい。 丸山茂徳ほか著『地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』('20 宝島社)中のデビッド・アーチボルド、丸山茂徳共著"国連…

連載は続く~ SF 掌編『シャイニングのように自分こそはと思いたくなるものだけど・・』編

映画の『シャイニング』('80) は、専門家とか相当な事情通諸氏がこの世の中、いかに活躍されていようと、とにかく”野生の”((心身に)得る知識系と生々しく得てしまう知識系とが混合している)感受系を忘れないようちょっとしたヒントを与え続けてくれると素人…

連載は続く~ SF 掌編『ときどきコロナ騒動について』編

たまにはコロナ騒動についてふれてみたい。現場では現場それぞれが動いていて、全体としてのまとまり感、情報の流れとかを含め統御されていないみたいだ。そこらを、司会進行役氏が、色々な治療薬を投与しているけれど、そのどれがどう作用して、有効だった…

連載は続く~SF掌編『コロナ騒動の最中、お年寄り諸氏は発信できているだろうか』編

今の長雨が季節の移ろいの印というには時期がずれ過ぎている、という辺りを、ネット発信される物知りな諸氏から知ることができた。たとえば、これで季節変化へと動くなら、それはそれで一種"異常"と見なせるわけだ。そこらの指標を得たことになる。 藤原宮の…

連載は続く~SF掌編『猛暑ネタ3題』編

必要とする栄養素の種類、量として得られやすい主食なりを習慣づけていられれば(腸内細菌叢形成とより関わる)、プラスαのおかずと共にのいつもの食事から大抵の人生諸氏は天寿をまっとうしやすくなる。少食な諸氏にはそれなりの寿命を待てるし、大食な諸氏に…

連載は続く~SF掌編『東山道武蔵路にてメキシコバナナ、美味なり』編

ジャブとかボディへ地道な攻撃に当たる、そのうち効果が出てくるかもの策を一つ。高温多湿に慣れた(そうではない心身が育ちつつあることを先日かき氷猛暑商戦の話しでふれてはいるのだけど)列島育ちサッカー選手たちならば、相手チームの選手たちを、こんな…

連載は続く~ SF 掌編『サッカー噺、付け足し』編

サッカー噺続編。男子チームの対フランスチームの試合で気づけたこと2点。 63:10-26間の出来事。(16秒間の連係プレー)素人老人は今回に限っての視野しか持てていないのですが、ドーアン選手のプレーにも連携ブレーキ要素を感じていて、テレビの解説氏とは違…

連載は続く~ SF 掌編『監督は人事を左右して、試合展開まで演出可能だ』編

未だ生々しい時間帯に書き込んでおきたかったので早速。最終的には監督の(采配)責任の話で締(し)め括(くく)る。 女子サッカーの対スウェーデンチームとの試合のこと。 サッカー試合と言っておいて柔道の試合の話を挟む。見ていると、頭のてっぺんを使って首…

連載は続く~SF掌編『卓球試合に0.1言(一言じゃなく)』編

早く終わらせる方でアイデアを瞬間出しする競技にとやかく言える発想を多分欠いている当方としては、その向きでの発信はできそうにないけれど、つまりキャッチボール発想でできるだけ何回やりとりし続けられるかで楽しみを得やすい発想なもので、相手が返せ…

連載は続く~ SF 掌編『年寄りのなかには変化を知らなかったのも居る』編

世の中は移ろう。ある時期の形が並行して変わっていくというよりは、始動した様々な事象が、それぞれの都合から変化し続けるという意味では、ある瞬間の様は錯綜ということになりそうだ。たまたま関心を持って追っている事象の変化を偶然にも感知できるよう…

連載は続く~SF掌編『今回は昨夜の女子サッカー試合にこだわった』編

列島でなんらかサッカーが盛り上がっていて、プロの領域も育てようと企図されたのち、やがてそうなって見れば、今時のお金巡りとは密接な中での一コマを濃厚とせざるを得ない。というわけで、個々の際だったプレーヤー諸氏には背後に強力なスポンサーが控え…

連載は続く~ SF 掌編『ソフトボール、柔道、メキシコチーム、なでしこチーム』編

コロナ騒動、オリンピック開催ほか話題に事欠かない、とこっそり言ってしまえる今日この頃ですが、台風8号が接近するかも・・や、相当な猛暑続きでここらで一方では涼を・・なんていう時節柄、スポーツをする方でずっと興味を持ってもきた人生故、オリンピッ…

連載は続く~ SF 掌編『山口氏の竹取物語の話はつづく』編

九州王朝のトップには今からすれば異常な頃もあったようだ(中国の史書)。でもいつからか、倭がまるごと移動して大倭となる時期に近い頃、どうみても理想的な立派なリーダーが現れたことを九州王朝を無かったことにしてはまずいと学問する諸氏において、紹介…

連載は続く~ SF 掌編『技芸に関わる列島古代のちらほら』編

スピーカの高能率ならば、虫の音もその通りに、"けたたましく"奏でる。楽器を奏でるダイナミックレンジの力量がしっかりしていれば、生な演奏会に行くまでもなくそれなりの"体験"を可能にしてくれる。ヒトは大抵、慣れの中に居るから、なんらかの感受性に響…

連載は続く~ SF 掌編『千数百年程度はごく短いけれど中味はたっぷり』編

気をもむ道綱の母と功成り名を遂げる藤原兼家氏とのワイドショーエピソードともとれるのが蜻蛉日記のノリの辺りのようだ。大量出版していたわけではない。写本の回覧?だったのか、読みたいだれかたちが必要部数くらいはお互い書き写していたのか。今も昔も…

連載は続く~SF掌編『漢字のことを田中克彦氏のヒント発信から』編

介護を仕事にするようになる以前ならば、新刊情報に目を通しつつ気になる著者本を追う程度のことはしていた。それを、介護仕事に関わって以後の十年ばかりはしてこなかった。ということで、久ぶりに漢字関心からみから田中克彦氏の『言語学者が語る漢字文明…

連載は続く~SF掌編『王朝歌壇の研究の山口氏から刺激を得たいくつか』編

仮説の手前、多分・・の辺りで失礼ながら続きを。この間も多少色々な本を読んでいて、素人なものでかなり刺激を得ている。ありがたい。基本情報的な所では、出版というか文献事情辺りにもかなり色々を教えてもらっている。巻子から冊子本への移ろい。ここら…

連載は続く~SF掌編『中央集権化との摺(す)り合せ』編

その昔の本を読んでいると女性たちが変な名で呼ばれていてわかりにくいと感じる。今時は史料的にその読み名だとだれのことだ、とすぐにわかるようにはなっている。そこで和田英松、所功校訂『新訂 官職要解』('83 講談社学術文庫)の第四章 平安時代 五八 後…

連載は続く~ SF 掌編『(世界の年寄り諸氏が住まう)介護現場が”今”を答える』編

ぼんやり思い浮かぶような事柄を今回は勝手ながら羅列してみたい。九州を消し去ろうとした勢力というか企画なのだから、蘇我氏の主脈の息づきを消し去ることもその中の一つくらいに考えても無理はなさそうだ。と言っておいて、もちろん、ここらを想起した途…

連載は続く~ SF 掌編『現状の列島版古代歴史にだれもが簡単に接近できての表現法など』編

BS NHK にて2本の番組を見ていて、それらをきっかけに使って以下につなげたい。コズミックフロント選で『アイアン・プラネット」』(Ⅰ)の回を再放送前に録画分を見てみた。もう一本は先日再放送された『邪馬台国サミット2021』(Ⅱ)という2020年放送だったらし…

連載は続く~ SF 掌編『一大国から伊都国まで』編

酒井氏の邪馬台国は大分の別府温泉だ論を何度も引用させてもらっているので、どうしてそう言えるのかの辺りを一応紹介しておきたい。 壱岐(一大国)に来て、その先のことだ。やや海進が残っている時期で九州北部の海岸線には入り江もありで、考古学講座(ちく…

連載は続く~SF掌編『”京式南北”家は「尊卑分脈」にあり』編

列島各地に各氏族っぽい経脈での繋がりが濃いタイプでの集団の営みがそれぞれの嗜好に応じた王なりリーダーなりを持ってそれなりに独立性も保ちつつ情報とか物のやりとりも立派にこなしていた頃と、中央集権化事業開始の象徴としての藤原宮とそれを取り巻く…

連載は続く~ SF 掌編『ちょっと思いついてその頃のことを調べようとした時の話』編

藤原氏出現のなぞの周辺を素人がめぐるシリーズ継続中。とにかく交わることにこだわりのない特徴、について、"交配"ネットワーク分析図表を手繰(たぐ)ってみたりするだけで素人ですら気づけたりする人々だ。そして歴史書が記述する藤原氏は生真面目な半面、…

連載は続く~ SF 掌編『シーンを埋める小道具たち』編

2000年代に入って、見た目の様が激変しまくっている。またその最中とも言えそうだ。ここらは今になって見始めているテレビドラマ(推理・捜査ものに偏っている)から(老人”的”には)ひしひしと感じざるを得ない状態だ。実際、出来立てを放送していた当時にはテ…

連載は続く~SF掌編『紀貫之氏による古今集仮名序の”文字”』編

古今和歌集の古い文献には一つ「古今倭歌集」と文字にしているのを含む。それはさておき、紀貫之氏が書いた仮名序について少々。氏は最後の方で(以下引用)"つらゆきらがこの世におなじくむまれて、このことの時にあへるをなむ、よろこびぬる。人まろなくなり…

連載は続く~SF掌編『盛り土の原料は農地作りから』編

地元の小古墳の数々でさえこんもり小山程度の高さになる。ちょっとした土木工事にはなるだろうし、そもそも原料の土をどうした?と素人ゆえ考えた。先日のBSNHKでのピラミッド知見からして、働き手に心身上の無理を強いない方法の採用は前提にできそうだ。早…

連載は続く~ SF 掌編『ごく手短な補足』編

大抵の生き物は栄養が要る。そこでヒトの場合、食う。目だった動物たちもやたら食う。通常ヒトの身体を構成する膨大な細胞は順次自滅的に入れ替わる。で先日もふれたように、組織によって入れ替わり度合いがかなり異なる。ということで、食った栄養素が原料…

連載は続く~SF掌編『六国史とウイルスの噺』編

180年間という年月を持ち出してみたい。言ってみれば720年頃から901年頃迄の年月。ないし、昨晩が最終回だったBSNHKが放送していたドラマ『小吉の女房2』の頃から昨今迄の年月もかなり近い。後者は幕末も幕末に近い時期だから一方で話題の渋沢氏ともごく近…